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｢すみません！急に…どうしてもコンセントが使いたくて…｣
そう言って申し訳なさそうにする男性。
あぁ…なるほど…ここしかコンセント使えないもんな…
そう…私がこの席を特等席にするのも唯一コンセントがあるからである。
『大丈夫ですよ！？』
｢ありがとうございます！｣
そう言って、席に着くと男性もパソコンを出して仕事をし始めた。
ん？なんか見た事ある顔だなぁ…。
どこだっけ？んー？
と、見ていると。
｢僕の顔に何か付いてますか？｣
男性と目が合ってしまって
思わず逸らしてしまう。
『い、いえ！すみません！…見たことある顔だと思ったもので…すみません！』
私は赤くなった顔を隠すようにパソコンに向き直すと
｢あはは。いや、大丈夫ですよ！多分恐らくですけど…見たことはあるかもしれないですね…｣
『え？』
｢僕、YouTuberやってて…僕らのチャンネル見てくれてたら分かるかもしれないですけど…。｣
確かにYouTubeで見た記憶があったかもしれない…。
小柄でメガネで声が少し高い…
『あ！…佐〇ポインティ…？』
と言うと男性は笑って
｢違いますよ！笑｣
とお腹を抱えながら笑っている。
うわぁ失礼なことしちゃった…
申し訳なくてまた恥ずかしくなってくる。
『…ご、ごめんなさい…。とんだご無礼を…』
｢いえいえ大丈夫です笑 いやぁ笑わしてもらったなぁ笑｣
『す、すみません…。あの…もしよろしければ…お名前をお伺いしても宜しいですか？』
｢あぁ…僕、金澤太紀っていいます。YouTubeで活動してる名前だと恥ずかしいんで。｣
『たいきさん…とてもいい名前ですね！』
た｢そちらのお名前も伺っても？｣
『あ、わ、私はAAと申します！』
と言うと、何故かたいきさんは少し驚いた顔をしてから
た｢Aさん…。いい名前だね。｣
微笑んでそう言ってくれた。
その笑顔に少しドキッとしてしまっている自分がいた。
なんて思っていたら
店｢コーヒーとトーストになります。｣
注文していたコーヒーとトーストが来た。
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Lucy-ruu(プロフ) - とっても引き込まれます。なんだか読んでてこっちももどかしい気持ちになるし、ドキドキします。更新楽しみにしています(^^) (2022年7月29日 18時) (
レス) @page36 id: fa68ae75cb (このIDを非表示/違反報告)
まる - 続き気になりすぎます (2022年6月27日 4時) (レス) @page31 id: 785d131afe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ただの猫好き x他1人 | 作成日時：2022年5月8日 3時
