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制服についた鼻水を拭きながら
一緒に最後に写真撮ろうってなって
校庭の桜の木の下まで向っていた
て「あぁ…今日で卒業か…みんなと離れ離れなのか…」
『そうだね…寂しいね…』
り「A、いつも俺らのこと支えてくれてありがとうね。」
『いえいえ!私はなんにも…』
ゆ「Aがいなかったら、俺もここまで頑張れんかったわ…マジでありがとう。」
そんな、りょうくんとゆめくんの言葉に泣いてしまう。
『…こちらこそ…だよ…泣』
今まで色んなことがあった…
そんな思いが込み上げてきて…泣けてくる。
て「わぁ!ずるいぞ!俺だってAを感動させたいのにぃ!」
変なところで張り合ってくるてっちゃん
『てっちゃんも…ほんとにありがとうね…』
っていうと
て「なんだよぉ!こちらこそありがとうだよ!バカヤロー!泣」
また泣き始めるてっちゃん。
し「なんだか、僕…浮いてます?」
なんて言うしばゆーの顔が面白くて
『ぷはっ。』
吹き出してしまった。
し「なんだよー!笑」
『しばゆーのおかげでほんとに学校生活楽しかった!りょうくんに紹介してもらえてなかったら、こんなに笑ってた学校生活遅れてなかったと思う…ありがとう。』
し「…あ…ありがとう。」
急にコミュ障みたいになるやん笑
『よしっ!じゃあ、写真撮ろう!』
私たちは思い出を刻むように
何度も何度も写真を撮った。
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Lucy-ruu(プロフ) - とっても引き込まれます。なんだか読んでてこっちももどかしい気持ちになるし、ドキドキします。更新楽しみにしています(^^) (2022年7月29日 18時) (レス) @page36 id: fa68ae75cb (このIDを非表示/違反報告)
まる - 続き気になりすぎます (2022年6月27日 4時) (レス) @page31 id: 785d131afe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ただの猫好き x他1人 | 作成日時:2022年5月8日 3時