33 ページ34
あれから2日経ち
父も無事に退院したので、少し早い予定ではあるが
明日、東京に帰ることにした。
母「もう少しおったらいいのに〜。」
『仕事がね…沢山あるからさ…』
父「退院したばかりだから、もう少し話したかったけどな…それなら仕方ないな!仕事頑張りんよ?無理しん程度にな!」
『ありがとう、お父さん。』
父「ほいでもって疲れたらまた帰っておいでん。父さんと母さんはいつでもAのこと待っとるでな。」
『うん…!』
岡崎に帰ってきて色々あった
短い時間だけど帰ってきて
りょうくん達とまた出会って
としみつとも出会って、2度目の失恋をしたけど
いい思い出ができた。
また東京で私も頑張らなければという気持ちになった。
りょうくん達にも明日帰ることを伝える。
描いた絵渡さなきゃ…。
Aりょうくん!お疲れ様!予定より早いけど明日、岡崎を出ることにしたので、明日の午前中で空いてる時間あるかな?
りょうくんお疲れ様!え?そうなの?寂しくなるね…。明日午前中ならいつでも大丈夫!
Aありがとう!じゃあ10時に岡崎駅に来て貰えるかな?
りょうくん分かった。今から電話できる?聞きたいことあるからさ。
聞きたいこと…
A大丈夫だよ!!
と送った5秒後にりょうくんから電話がかかってきた。
『もしもし。』
り「あ、もしもしA?ごめんね急に。」
『ううん、大丈夫!なんだった?』
り「あのさ…としみつとなんかあった?」
あぁ…今その名前が出るかぁ…
デジャブ?
り「Aと出かけるって言って出てったのに、帰ってきたの早かったし、顔暗いし、話しかけても無気力だし…。」
そうだったんだ…
申し訳ないことしたなって思いながら
事の経緯を話した。
り「そっか…やっぱり、あの記事見て…」
『…会う気になれないよ…。悪いことしたなとは思ってるけども…。』
り「そっか…そうだよね。…じゃあ、早めに帰ることもとしみつは…」
『知らないよ。…伝えたら、きっととしみつのことだから来ちゃうと思うの…そしたら私…としみつのこと忘れられないと思うんだ。だから、としみつには黙っていて欲しい…。』
り「…分かった。」
覚悟が伝わったのか、りょうくんはそれ以上は何も言わなかった。
もう、叶わない恋に囚われるのはやめるんだ…。
85人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Lucy-ruu(プロフ) - とっても引き込まれます。なんだか読んでてこっちももどかしい気持ちになるし、ドキドキします。更新楽しみにしています(^^) (2022年7月29日 18時) (レス) @page36 id: fa68ae75cb (このIDを非表示/違反報告)
まる - 続き気になりすぎます (2022年6月27日 4時) (レス) @page31 id: 785d131afe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ただの猫好き x他1人 | 作成日時:2022年5月8日 3時