検索窓
今日:39 hit、昨日:9 hit、合計:11,315 hit

29 ページ30

カフェに着くと

「りょうくんとてつやじゃん!」
「わー!かっこいいいい!」
「え?隣の女の人誰なんだろう?」
「え、めっちゃ綺麗じゃん。りょうくんかてつやの彼女かな?」

なんて、りょうくんたちのファンの子が沢山いて
めっちゃスターを感じた。


ってか、さりげなく綺麗って言われた…嬉しい…。


特別席みたいなのを作ってくれたみたいで
そこに通された











り「へぇ〜。今はデザイナーやってるんだね?」
『そうなの。』
り「この間、あんまりそういう話しなかったからさ。ほとんど高校の時の話ばっかだったことない?」
『あ、たしかに言われてみれば』

コーヒーとパウンドケーキを頂きながら、お話をする

て「Aってさ、昔から絵得意やったやん?俺の似顔絵書いてもらった時あってさ、めちゃくちゃ上手くて…しかもイケメン風に描いてもらったりしてさ、嬉しすぎてうちに飾っとるもん。」
『そうなの?え、めちゃくちゃ嬉しい。誕生日にあげたやつだよね?』
て「そう!俺の宝にしてる!」

そんなふうに大切にしててくれたなんて…
嬉しいなぁ…

り「えー。俺も描いて欲しかった。」
『実は、りょうくんのやつはマネージャーしてて暇な時にちょっと描いてたものがあるんだけどさ…。』
り「え?まじで?今度見せてよ!」
『恥ずかしくて見せれません笑』
り「なんでぇ?笑」

しばゆーとりょうくんの、腐った女子が喜びそうな絵だなんて
言えない。

リクエストされて描いたんだからね!私にはそう言う趣味はないけども、その子には「センスある!万病に効く、助かる!」って言われたな。

私の絵で誰かが喜んでくれるのが嬉しいから
画家も目指したこともあるけど、絵で食べていけるかって話になって今に至る。

『今度ちゃんとしたやつ描くよ!』
り「え?まじ?やったぁ。嬉しいわ笑」
て「俺も今の俺を描いて欲しい!」
『了解です。』


その後もしばらくお話をして、楽しく息抜きができた。







家に帰るとぽんぽんとアイディアが浮かんで
仕事がかなり捗った。


LINEでりょうくんとてっちゃんに
お礼のメッセージ入れておこう。



本当に持つべきは友だな
と、しみじみ思うのだった。

30→←28



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
85人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Lucy-ruu(プロフ) - とっても引き込まれます。なんだか読んでてこっちももどかしい気持ちになるし、ドキドキします。更新楽しみにしています(^^) (2022年7月29日 18時) (レス) @page36 id: fa68ae75cb (このIDを非表示/違反報告)
まる - 続き気になりすぎます (2022年6月27日 4時) (レス) @page31 id: 785d131afe (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ただの猫好き x他1人 | 作成日時:2022年5月8日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。