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と「ってか、俺たちの動画見てくれとんの?」
『あぁ…そ、それは…』
なんて答えよ…
さっきりょうくんたちにも「見てよー!」って怒らちゃったし…
としみつの今の言葉聞いた上で、見てないなんて…
と「ま、まさか…見とらんのか?」
『あ、あぁ…うん…ごめん。』
と「なんだぁ!それぇ!笑 なんで見てくれんのだ…もぉ…」
頭を抱えるとしみつ
『ほ、ほんとにごめん…』
あぁ…悲しませてしまったよ…
ここは正直に言うしか…
『…動画みたら。みんなに会いたくなっちゃうし…。』
と「会いたくなりゃいいやんそんなん!」
『だ、だって…自分から、連絡取らないようにしてて…会いたいって思うのは勝手すぎるし…』
と「だから、会えばいいんだって!そん時は!」
『でも…有名になったからって今更連絡してきたわとか思われるのも…』
と「お前は特別なんだって!誰もそんなこと思わんって!むしろみんなお前に会いたがってたし、お前の心配ばっかしとった…!まぁ…俺が1番お前のこと思っとったし…。」
そんなん言われたら…
もう…
と「…え?A?泣いとるん?」
思わず涙が出ていた。
りょうくん達もとしみつも…
こんなに思ってくれたのに…
と「ごめん…泣かせるつもりはなかったんだけど…。強く言い過ぎたかや。」
頭をかきながら困るとしみつ
『違うんだよ…。これは嬉し涙だから!…こんな私なのに…みんな変わらずに私のことを思っててくれてたんだって…嬉しくて。』
そんな私の言葉に
と「ふっ…当たり前だら?まぁ…俺が一番思っとったけどな!」
なんて変なところで張り合ってくるとしみつ。
と「だからさ…嫌なことあったりしたら…俺の事頼れよ?」
『え?』
と「無理に笑顔作ってることくらい…昔から一緒にいたんだから分からん訳ないやん。」
そっか…
『…としみつにもバレちゃうか…』
と「当たり前です。」
『んー。でも、弱音吐いちゃうとダメな気がして…』
と「ダメとかねぇから。ってか、溜め込みすぎなんだよお前は。昔からそう言う性格だけどさ…。見てて心配になる…。」
私を心配そうに見つめるとしみつ
でも…そんなの…
『…離れたく無くなっちゃうよ…』
と言った瞬間に
『えっ…』
と「じゃあ、離れんかったらいいやん…。」
としみつは私を抱きしめてそう言った。
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Lucy-ruu(プロフ) - とっても引き込まれます。なんだか読んでてこっちももどかしい気持ちになるし、ドキドキします。更新楽しみにしています(^^) (2022年7月29日 18時) (レス) @page36 id: fa68ae75cb (このIDを非表示/違反報告)
まる - 続き気になりすぎます (2022年6月27日 4時) (レス) @page31 id: 785d131afe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ただの猫好き x他1人 | 作成日時:2022年5月8日 3時