恋人になれなかった僕達は【としみつ】

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ここでてっちゃんとゆめくんも集合する予定だから
それまでコーヒー飲もうということで

コーヒーを頂いている。
正直コーヒーは苦手なんだけど


『わっ…美味い…』

これは美味い…。飲める…飲みやすい

り｢でしょ？苦手な人でも飲みやすいようにしたんだよね。｣
｢さすがです。｣
り｢ここのパウンドケーキも美味しいから、食べて！｣

と言いながら笑うりょうくん。

すごいなぁ…
YouTubeでも人気になって、コーヒーショップまで作っちゃうなんて…

すごいよね…。

私なんかとは大違いで…

り｢どうした？A、顔暗いよ？｣
『え？…あぁ…ううん。なんでもないよ？うーん！…パウンドケーキ美味しい！』

ダメダメ…。楽しい時に悲しいこと考えないようにしなきゃ…

り｢あは。良かった！A、甘いもの好きだったもんね。｣
『うん！大好き。』
り｢甘いもん食べて元気出して？｣


『元気ないように見えた？』
り｢まぁね笑 分かるよAが元気ない時くらい。｣

やっぱりりょうくんには適わんなぁ…
何でも見透かされるなぁ…。

『…ありがとう。』
り｢うん…いっぱい食べなさい笑｣

と頭をポンポンするりょうくん。
もう…サラッとそういうことしてくるんだから…

なんて思ってたら


｢Aー！｣

と騒がしく入ってきたのは

り｢お、来たか。騒がしいやつら。｣

てっちゃんとゆめくんだった。


て｢え…ほんとに…A…？え？何？え…バカ綺麗になっとるやん。え、ほんとに？｣
と、めちゃくちゃ鼻息を荒くするてっちゃんと

ゆ｢久しぶり。元気してた？｣
結構ふくよかになったゆめくん

『お久しぶり…笑 元気だよ！』

なんか…結構変わったな！？

て｢ちょっと1回抱かしてくれんか…？｣
『え？笑』
バシっ
り｢こらっ！笑 やめなさい！｣

りょうくんに叩かれるてっちゃん

ゆ｢いや、まじで綺麗になったねA…最初、ほんとにAだって気づかんかったわ…｣

『ほんとに？嬉しい…。ゆめくんはなんかふっくらしたね！』
ゆ｢でしょ？気づいたらこうなっとった笑｣
『気づいたらなの？笑』


なんて久々の仲間との会話を楽しんでた。

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