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56話 ページ10

ミア「…


これは 賢者の石。


こんなものがまだ存在するなんて」


ポツポツと呟く


信じられないという顔を浮かべて


ミア「…まず、ダルに報告…?でも…」ブツブツ


そ、そんなにダメなものだったのか


ミア「Aちゃんはこれに触れるのよね?」


ミアさんがこちらに向き直って問う



貴『え?はい。多分』


まぁ、持ってきたし



ミア「…まさか…」


すると獣ちゃんが


コツコツ



爪で石を引っかき始めた


獣「ガルッ(この者達と話しは出来るようにならんのか石殿)」


そのとき


ピカーーーー



急に光り輝く石



そして


?「…コノモノニスルノデスカ?」



貴『え?』


声が…


先ほど聞いた電子音によく似た話し声


獣「…ガルルルッ

(少しの間だけだ。構わんだろう?)」


?「…シカタアリマセンネ スコシダケデスヨ」


その声が聞こえた瞬間


石が輝きを増す


目が開けられないくらいに


貴『う…』


私は思わず目を閉じてしまった


ペロリ


頬に少しジャリっとした感触が広がる


獣「…主人。もう目は開けられるぞ」


獣ちゃんの声が聞こえる


恐る恐る目を開ける


貴『あ、ホントだ。開けれる』


何回が瞬きした後獣ちゃんの方に向く


貴『ナデナデ 獣ちゃん何したの?』


獣「…ん?あぁ、少し手伝ってもらったのだ」


玲奈「え?」


獣ちゃんがしゃべると周りが不思議そうにこっちを見た


まぁ、傍からみたら変だよね


玲奈「…声、聞こえる」


貴『え?』


震えるようにこちらを見る玲奈


ダイゴと秋人も動揺を隠せないのか口が空いている


ミア「…噂は本当だったのね。」


ミアさんも少し目を見開いて話し出す


ミア「…賢者の石。


もう存在しないものだと…」


こちらを信じられないという目で見る


この光る石がそんなにすごいものだったなんて



…あれ?じゃあなんであのおばあさんはコレを持ってたの?



…たしか、私が選ばれたみたいなことを言ってた気もする




………何で?

57話→←お詫び (飛ばしても大丈夫です)



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なこむペッパー(プロフ) - Ryoさん» 遅くていつもすみません!!見てくださってありがとうございます!頑張ります!! (2018年7月7日 23時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
Ryo(プロフ) - 更新頑張ってくださいな(`・ω・)b (2018年7月2日 20時) (レス) id: b823da6549 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - まありなさん» ありがとうございます!!早速やってみました!…出来てますかね?わざわざ教えてくださって本当にありがとうございました!ノロノロ更新ですが、楽しんでいただけると嬉しいです!! (2018年6月30日 16時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
まありな(プロフ) - URLは各話の文章の上に出てくる地球の様なマークを押したら今までに作った作品(関連付けされている物のみ)が出てくると思うので、その横のこの作品を挿入という所を押してもらったら貼れると思います。 (2018年6月23日 20時) (レス) id: 69e2d78fba (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - 大槻涼於さん» えぇ…?!?!?!オホシサマ…。本当にありがとうございます!!更新早く出来るように頑張ります!いつも気長に待って下さってありがとうございます!! (2018年6月13日 19時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なこむペッパー | 作成日時:2018年5月6日 13時

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