62話 ページ16
貴『…?(なんか静かになった)』
今のうちかなとガラガラとドアを開ける
すごく重い空気があたりを漂う
困惑顔の玲奈
冷や汗を薄くかき俯いている秋人
青白い顔をしているミアさん
そして何故かウキウキ顔のダイゴ
…?あれ?ロンガさんがいないかも
今一歩でも踏み出せば誰かに食い殺される気がして
私はただ立ち尽くしていた
すると
ジロ「…お?!主!!上がったんだな!!
次は私の番じゃ!いいよな?」
この空気でよく普通にしゃべれるな
と驚きは隠せないが正直助かったと思いつつ
擦り寄ってきたジロちゃんを撫で返した
なんとなくいたたまれなくなってそそくさと
ふろ場に戻ろうとしたとき
ミア「…まって!!」
その声にくるらと振り向くと
必死の顔をしたミアさんがこちらを見ていた
何事かと思って理由を尋ねようとした
のに
ジロ「…行くぞ♪主♪♪」グイグイ
ジロちゃんに背中を押され半無理やりに
ふろ場に引きずり込まれてしまった
ガチャり
とドアを閉められる
……器用だな。
ジロ「…すまん。余計なことを口にしてしまった」
鍵をかけたと同時に
急に謝られる
何のことかさっぱり分からなかったし
あまりに悲しい顔をするものだから
私はとっさに『大丈夫だよ』と言ってしまった
…なんと事かも知らないで
幸いペット用のシャンプーやたわしが
置いてあったので、それを使って洗ってあげた
気持ちよさそうに目を細め
私に身体を預けてくる
何だか泣きそうになったが
あと少しの所で堪え
ドライヤーで乾かし
ゆっくりとドアを開けた
……………
さっきと変わらない状況で
私はただ立ち尽くした
・
ミア「…ね、ねぇ。
Aちゃんってcreator(創造者)なの?」
???
??
?
貴『え?』
creator(創造者)????
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なこむペッパー(プロフ) - Ryoさん» 遅くていつもすみません!!見てくださってありがとうございます!頑張ります!! (2018年7月7日 23時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
Ryo(プロフ) - 更新頑張ってくださいな(`・ω・)b (2018年7月2日 20時) (レス) id: b823da6549 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - まありなさん» ありがとうございます!!早速やってみました!…出来てますかね?わざわざ教えてくださって本当にありがとうございました!ノロノロ更新ですが、楽しんでいただけると嬉しいです!! (2018年6月30日 16時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
まありな(プロフ) - URLは各話の文章の上に出てくる地球の様なマークを押したら今までに作った作品(関連付けされている物のみ)が出てくると思うので、その横のこの作品を挿入という所を押してもらったら貼れると思います。 (2018年6月23日 20時) (レス) id: 69e2d78fba (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - 大槻涼於さん» えぇ…?!?!?!オホシサマ…。本当にありがとうございます!!更新早く出来るように頑張ります!いつも気長に待って下さってありがとうございます!! (2018年6月13日 19時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なこむペッパー | 作成日時:2018年5月6日 13時