59話 ページ13
うーん
悩むなぁ…
獣ちゃんがワクワクとした目で私の方を見る
くそう可愛い…
真っ黒な毛並みに顔にある白い斑点
そしてどこか古風さを感じさせる話し方
…どうするか
獣ちゃん「ｼﾞｯ」
…古風…
狼…かっこいい…
貴『…じゃあ、次郎とかどうかな？』
恐る恐る言ってみる
貴『次郎のジロちゃん…？』
ロンガ「ﾌｯ……」
みんなが小刻みに震えて笑い出す
…む。いいじゃん。
……可愛いじゃん
ミア「ﾌﾌｯ とってもいいセンスだと思うわ」
そんな全力で笑われてるあなたに言われても…
ロンガ「どうして、次郎なんだ？」ｸｸｯ
くそう。バカにされている
貴『…古風なしゃべり方でかっこいいから…』ﾎﾞｿ
あと、〇〇ちゃんって言う呼び方にしたかったから
そう呟く
……そんなに笑わなくってもいいじゃないか
と悲しくなっている所に
私の手にもふもふな毛があたる
ｽﾘｽﾘ
下を見ると可愛らしい顔でニコニコしている
自称ジロちゃん。
…やっぱり考え直そ
貴『…ごめんね。もう少し考えるね』
慰めてくれたのだろう自称ジロちゃんに謝り
この気持ちをさっさと追い払おうとしていた時
ジロ「何を言っている
私は次郎。そう申したではないか」
私は気に入ったぞ！と
また体をグリグリと寄せてくる
………
…
貴『すぎぃー！ ｷﾞｭｰ』
半分泣きながらジロちゃんに抱きついた
もうほんと可愛い…
とわちゃわちゃとしばらくジロちゃんと戯れていた
…すごく楽しい
ミア「さて、落ち着いたし
お風呂にでも入ってきなさい」
貴方達ドロドロよ
とミアさんが笑顔で言っている
私は自分の服を見ると
…早く入ろう。
貴『…ジロちゃんも一緒に入ろ！』
すると、ぴしゃりと冷たい空気が
え？なんか変なこと言った？
ロンガ「…何を言っている。
こいつオスだぞ」
そんなんみたら分かるわ
貴『うん。知ってる』
でも、ペットみたいなものじゃない
とロンガさんに言うと
ミア「…うーん。
あんまり…良くはないんじゃないかしら」
とミアさんまで苦い顔
ジロ「？主、お風呂に入るのか？」
貴『と思ったんだけど』
すごく微妙な感じだな
ジロ「…あぁ。もしかすると」
ﾎﾟﾝｯ
ジロ「こちらの姿が良くないのかもしれんな」
急に煙でジロちゃんが包まれたと思ったらそこには
銀色の長髪イケメンが立っていた
貴『え』
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なこむペッパー(プロフ) - Ryoさん» 遅くていつもすみません！！見てくださってありがとうございます！頑張ります！！ (2018年7月7日 23時) (
レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
Ryo(プロフ) - 更新頑張ってくださいな(｀･ω･)b (2018年7月2日 20時) (レス) id: b823da6549 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - まありなさん» ありがとうございます！！早速やってみました！…出来てますかね？わざわざ教えてくださって本当にありがとうございました！ノロノロ更新ですが、楽しんでいただけると嬉しいです！！ (2018年6月30日 16時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
まありな(プロフ) - URLは各話の文章の上に出てくる地球の様なマークを押したら今までに作った作品（関連付けされている物のみ）が出てくると思うので、その横のこの作品を挿入という所を押してもらったら貼れると思います。 (2018年6月23日 20時) (レス) id: 69e2d78fba (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - 大槻涼於さん» えぇ…？！？！？！ｵﾎｼｻﾏ…。本当にありがとうございます！！更新早く出来るように頑張ります！いつも気長に待って下さってありがとうございます！！ (2018年6月13日 19時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なこむペッパー | 作成日時：2018年5月6日 13時
