50話 ページ50
それから私達はしばらく道のような場所を歩き続けていた
さっきは必死で気づかなかったが
植物も知らないような物の方が多い
そしてデカい とにかくデカい
どれもこれも見上げるぐらいの大きさだ
…
貴『(あれ?こんな所に黄色の花)』
大きな木々達に囲まれていて分からなかったがよく見ると
小さくて可愛いらしい黄色い花が
貴『(綺麗。
…部屋に飾ったり…とかダメかな)』
ダメ元で聞いてみようと思い前を向くと
貴『あれ?』
……みんながいない
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ロンガ「…」キョロ
玲「どうか、しましたか?ロンガさん」
ロンガ「…あいつ。いないぞ」
玲「あいつ…?」キョロキョロ
玲「サー
ねぇ、待って!!ダイゴ、秋人!」
ダイゴ「ん?どうかしたのか?」
秋「なんだ、いったい」
玲「Aちゃんがいない!!」
ダイゴ「なんじゃと!!」
秋「?!くそっ」
………………………………
貴『(いちよう、道なりにきたつもり…なんだけど。)』
私はというとみんなに追いつこうとそのまま道の通りに歩いてきた
…つもりだった
貴『(やっぱり動かない方がよかったかなぁ)』
全くみんなに追いつかないばかりか
途中から道でさえもなくなってしまった
貴『(はぁ…。なんかいつもこうなるんだよな)』
そう。
実は私は
”極度の方向音痴”なのである!!!!!
貴『(みんなどこー!!)』
トコトコトコ
段々辺りが暗くなっていく
…そういえば木々がなんか濃いような?
ガサッ
貴『クルッ』
……何もいない
気のせいか
グルルルルルッ
貴『(おっと…ぉ。)』
恐る恐る後ろを
向く
グルルルルルッ ガッ
私の目の前には
黄色い目を吊り上げ
黒々とした毛を逆立て
こちらをヨダレを垂らしながら見てくる
”獣”
貴『(やばい…!!)』
逃げなければと思えば思うほど足が震える
逃げなければ行けないのに
…死んでしまうのに
私の足はびくともしない
私の顔に一筋の冷たい汗が流れる
グルルルルルッ
一歩一歩近づいてくる
貴『(もうダメだ)』
今にも噛み付いてきそうな獣
私が諦めたその時だった
ピカーーーー
貴『えっ?!』
私は忘れていた
?「この子が……くてねぇ」
この不思議な石のことを
・
?「コノコニスルノデスカ?」
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なこむペッパー(プロフ) - KAITOさん» ありがとうございます!!(T^T)更新遅くて申し訳ないのですがこれからもよろしくお願いします!! (2018年5月6日 12時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
KAITO(プロフ) - いつも応援しております。更新がんばって下さい! (2018年5月2日 18時) (レス) id: 2e93de1953 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!行間ですね…!もう少し開けてみます!ありがとうございます! (2018年4月4日 22時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘感想お願いします! (2018年3月12日 18時) (レス) id: 0c73f9681f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なこむペッパー | 作成日時:2017年1月21日 23時