家に帰ろうと思ったら拉致されました【オリジナル】

42話 ページ42

ﾁｭﾝﾁｭﾝﾁｭﾝ

…


……



？「…………ろ」

？？何？



…

ロ 「…………きろ」

んー？

ロンガ「起きろ！！！！」



ｶﾞﾊﾞｯ

貴『は、はいぃぃい！！』

っは？！

ここは…？

見たことない天井と…

…あれ？布団で寝てる？？

小人「あ、おはようございますA殿！！」

わービックリー

小さな人がアルイテイルヨー

小人「？？」

ロンガ「……朝ごはん出来てるぞ

早く顔洗うなりしてこい

行くぞ小人」

小人「あ、はい。

では、後ほど」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

貴『(ここどこだ？

何か忘れてるような…)』

…

…

…


貴『あ、学校！！！』ｶﾞﾊﾞｯ

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

制服？！制服は？！！！


どこ？？

ここ何！！(キレ気味)

ロンガ「おい。うるさい…


何やってるんだ」

今私は押し入れを漁っている

だって！！制服！！ないんだもん！！

貴『貴方がどなたか存じませんが私の制服をしりませんか？

このままだと遅刻してしまうんです！！！！』

ロンガ「……制服だと？」

どうしてか私の部屋にいる黒髪の男性


よく分からないがどうせお母さんの知り合いだろう


ロンガ「……はぁ。」

大きいため息をつかれた

……失礼な人だな

ロンガ「……昨日をよく思い出せ」

貴『へ？』

変な声が出てしまった

昨日…

普通に部活して

家に帰って…


あれ？


私、家…帰った……け



貴『(覚醒)』

小人「みなさーん！朝ごはん準備満タンですよ！」





…

…

…

私は

人生で

初めて









・



土下座した。

・．━━━━━━━━━━━━━━━━━━


小人「ﾓｸﾞﾓｸﾞ」




貴『本当に申し訳ありません』

ロンガ「…俺の名前は？」

貴『ロンガさんです。』


ロンガ「…こいつは？」

……

貴『可愛い小人さんです。』

小人「ﾆｺｰ」

ロンガ「…早く顔洗ってこい。」

貴『はーい…』


…やってしまった。






ﾄｺﾄｺ

ﾊﾞｼｬｯ

鏡を見る

私だ

…当たり前だけど

貴『(夢じゃなかった)』

夢であってほしい。

その願いは儚く散ってしまったようだ

見たことのない天井

見たことのない人々

…いや。1度見ていたはずなのだ







・









・








…



…朝ごはん食べよ

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