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そんな様子を見てたアツシさんはケラケラ笑ってるし。
直人「・・・・・・ん、?なんか、背中がすごい痛いんだけど」
『あ、あの、どっかにぶつけました、?
ほら、帰りましょう。』
アツシ「気をつけてね〜笑」
『・・・はい』
寝起きな上にお酒も入ってて、何が起こってるのかよく分かっていない直人さんの腕を引っ張りながら外に出た。
運良く丁度来たタクシーに乗り込んで。
直人さんと家の方向、途中まで一緒だから良かったんだけど、良くないような。。そんな気持ち。
直人「え、っと、それで、Aが俺を送る担当になったの?笑」
『はい・・・』
直人「なんかごめん。笑
寝たら酒抜けてきた」
『なんで謝るんですか・・・』
直人「なんか機嫌悪そうだったから?笑」
やっぱり私達の間には一人分の隙間が空いていて、でも心の距離はもっともっと空いてる気がする。
マツさんとか、岩さんとか気をきかせてるつもりかもしれないけど、そういうの有難迷惑っていうか。
だって、直人さんにとって私はずっと妹だもん。
タクシーの窓から外を見つめる直人さん。
前から何にも変わってない。私も直人さんも、この関係も。
でも、だからと言って変わってしまうのもすごく怖い。
直人「・・・A、眠そう。笑」
『そんなこと、ないです。』
直人「もう1時だもんね。何時から飲んでるっけ、7時くらい?てことは、6時間だ。やば。笑」
私、直人さんの笑顔見てると、なんか、すごく苦しいよ。
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ゆうき(プロフ) - すごく面白いです。これからどうなるのか気になります。 (2020年9月13日 19時) (レス) id: 56d6dad4f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めいこ | 作成日時:2018年8月9日 22時