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自分から突き放しておいて、もしかしたら紫耀から連絡がきたりするのかな、とか頭の片隅でちょっとだけ期待していたけど、やっぱり何もなかった。そりゃそうだよね。
私は何を考えているのだろう。
次の日、いつもより早めに起きれたから、いつもより１本早い電車で出勤できるなと余裕こいてた私。
" 行ってきまーす " と誰もいない部屋に呟いて外に出る。
………ん？なに？ドアノブに何かぶら下がっている。
……え？ドライフラワー？……かわいい……、え、なにこれ、廉くん？いや違うでしょ。 ちゃんと生きたお花もらいましたから。なんだっけ、このお花。ドライフラワーで定番のやつ。分かんないけど、結婚式のブーケとかで よく使われてるやつ。……いやいやそんなのどうでもいいけどさ、一体誰がこんなものかけていったの？何かしらメッセージ残してもよくない？置いていくのもあれだから会社に持っていってデスクにでも飾ろうか。そんなこんなで会社に到着。
廉くんが飛んできた。
「Aちゃんおはよ！今日早ない？」
「おはよ！早く起きたから早いの乗ってきた」
「そうなんや」
「昨日はありがとね」
「おう！……なんそれ？」
私が持っていたドライフラワーを見て不思議そうに指差した。
「あ、そうそう、これドアノブにかけてったのって廉くん？」
「は？知らんわ」
「やっぱそうだよね。誰なんだろ」
「なんやったっけ？この花、見たことある」
「そうなんだよね、私も名前分かんなくて」
「え、なにこれがドアノブにかかっとったん？」
「そう」
「え、こわ。ストーカーちゃう？」
「だから廉くんかなって」
「おい誰がストーカーじゃ」
「ふはは！笑……まあいいや、可愛いからデスク飾っとく」
「俺があげたやつは？」
「家に飾ってあるよ」
「ほーならええわ」
満足気に自分のデスクに戻っていった廉くん。
デスクで業務を行っていたら先輩が話しかけてきた。
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こころ(プロフ) - もう泣いちゃいます…すれ違ってばっかりで苦しいです…主人公と紫耀くんがハッピーエンドになりますように。いつも素敵なお話ありがとうございます！Twitterの方でも毎日更新あるか通知いれてるのに見に行っちゃいます…大好きです！ (2021年2月24日 21時) (
レス) id: f2c5e943bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詠夢
| 作成日時：2021年2月23日 14時
