そろそろ お話し しませんか ？ -TH-

＊19＊ ページ20

マックで無事テイクアウトし、

さぁ帰ろう


ダッシュで帰って美味しくいただこう…！

とワクワクしながら、お店を出ようとはしたのだけど





実は来店早々から痛いほどの視線を感じているのだ。

痛い、めっちゃ痛い


振り向きたい いや怖い

と心の中で葛藤しつつも


チラッ…と目を向けると、




「？？！！？！」




なななんと






JM「Aちゃーん！！！！」







ジミンくんとテヒョンくんの姿が…っ



ひっ、ヒェェエエエと口をパクパクさせつつ


いつカトクで送ろうかと考えていた言葉が

脳裏をよぎり、

動揺しすぎたが故に


なにを血迷ったか




私はテヒョンくんの元へ…







「ごめん！！！！テヒョンくんの彼女？元カノ、


テイクアウトしちゃった！！！！」







全私が泣いた


いや自分なに言ってるん？？？？


テンパったが故の行動力の結果これ？？


全力で息絶えたい


お願いオンマ延命治療はしないでくれ



ほらテヒョンくんだって目を丸くして






TH「いやそれ元カノ」



「は？じゃあ今カノはいずこ？？？？」



TH「ここに決まってんじゃん」





とムカつくほどにその整った顔をさらにキメて


胃を指差す






「やだ、えっち！！！！！」



TH「何ならAもくる？今からでも遅くない」



「胃から貴様の腹を針でぶち抜く」



TH「お前はいつから一寸になったんだよ」





と言ったところで、ジミンくんが


ぶしゃしゃと笑い出す(謎の擬音)



なんか突然恥ずかしさがこみ上げて来て、






「じゃあ元カノは温かいうちに頂きますわ」





とか言うだっさい捨て台詞を残し


そそくさとマックを後にした









「…おかしいな、」






テヒョンくんとお話ししたら、


なんだかお腹いっぱいだ

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