. ページ8
-
パパに手を引かれて平日だからか人が比較的少ないであろうアウトレットに着いた。
そういえば韓国のアウトレット来るの初めてかも
色んなブランド品がちょっとお安めに手に入ると思ったらちょっとワクワクしてきた。
施設案内のマップも1部貰って広げてみると生活雑貨とかのお店も沢山あるみたいでキッチン用品に興味を持ってるから見れたらいいな〜って思った。
｢それにしても店舗ありすぎだね笑。1日中いても回りきれなさそうなくらいだよ｣
エスクプス｢確かにそのくらい店舗はあるな笑。どこから回る？｣
｢うーん…｣
本当なら最初から1フロアこど全部見ていたけどさすがにお昼前で体力使うのもだし、男の人ってあんまり連れ回されるの好きじゃなさそうだし…
連れ回すの申し訳ないしな
こういう時はきっとちゃんと行きたいところ言った方がいいもんね。
｢キッチン用品見たいから生活雑貨ら辺かな？｣
エスクプス｢服とかはいい？｣
｢パパが買うならパパが行きたいお店に私も行きたいな！服は正直よくわかんないから笑。パパが選んでるところ見ていたい｣
エスクプス｢俺だけ見てたら暇だと思うけど？｣
｢そんなことないよ。パパといるだけで十分なんだから｣
エスクプス｢それなら行こっか｣
｢うん！｣
パパが服を見ている間私は同じお店の中で自分好みの服を探してみた。
こんなかっこいい服をパパが来てるところ見てみたいな〜とか
こんな風に着回したりするのかな？とか考えるだけでなんか楽しくなった
店員｢彼氏さんの服お探しですか？｣
｢あ、いや…彼氏ではないんですがいつもお世話になってる大切な人ですね笑｣
幸い私たちに気がついていない店員さんは気軽に話しかけてくれた。
店員｢素敵な人にそう思われてる彼は羨ましいですね｣
｢素敵な人ってそういう言葉すぐに出てくる方が素敵だと思いますよ｣
エスクプス｢玲奈や〜｣
｢呼ばれたので失礼します｣ﾍﾟｺﾘ
店員さんと話すことなんてほとんどないからびっくりした…
｢なーに？｣
エスクプス｢こっちとこっちどうかなって｣
｢私は左かな〜。私の好みなだけだけど｣
エスクプス｢左にしようかな｣
｢そんな私の一言で決めなくても｣
エスクプス｢玲奈に決めて欲しかったからそれでいいの。会計してくる｣
｢はーい｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 402人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：恋奈 | 作成日時：2021年8月28日 11時
