終 不思議な2日目 ページ38
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『なんだかあっという間の一日でしたね』
兵助｢濃かったな｣
勘｢わざわざ部屋までありがとうね、Aちゃん｣
『いえ、昨日は散々私が尽くして貰いましたから』
寝巻きは元のサイズしかなくそれに包まれている先輩が可愛らしい
兵助｢そういう所律儀だよな｣
『当たり前のことですよ』
このまま眠ればきっと朝には先輩たちは元の姿に戻っているだろう。……今頃になってなんだか惜しい気持ちになった
『あの、先輩』
兵助｢ん？｣
『その…………一瞬だけ、抱きしめてもいいですか？』
兵助｢え、｣
とんでもないことを口走ってしまった。せっかく耐えていたのに
案の定先輩は｢何言ってんだお前｣って顔をしている。あーっごめんなさいそんな目で見ないで！
『ごめんなさい、先輩も疲れてますよね。聞かなかったことにして……』
兵助｢いいよ｣
『へ』
寝る前から寝ぼけてしまったかな。今いいよって聞こえた気がする
『ほ、本当ですか？』
兵助｢うん。……恥ずかしいから一瞬だけね｣
『やった……！』
勘｢ついでに俺のことも抱きしめていって〜｣
『で、では、失礼します！』
兵助｢ん、｣
承諾を得ただけでなく尾浜先輩にも許しを得てしまった。
先輩が私の腕の中に収まる。昨日といい今日といい、本当に不思議なことがあるものだと改めて思いつつしっかりと先輩を抱きしめた
小さいけれど とても暖かかった。
『……それでは失礼します。おやすみなさい』
勘｢おやすみ｣
兵助｢また明日な｣
⋮
いつもの朝がやってきた
孫兵｢おはようA｣
『おはよう孫兵。ジュンコもおはよう』
──ｼｬｰｯ
私はいつもの大きさのまま
｢おはよう、A｣
『おはようございます、兵助先輩。ほかの皆さんも』
｢おはよう｣
五年生もやはり一晩で元に戻っていた
『大きくなってますね』
兵助｢何その顔。……大きい俺じゃ不満？｣
ちょっと意地悪い顔で先輩は言った。
どんな顔をしていたんだろう。反応を見る限りひどい顔では無いみたいだけれど。
『小さい先輩は可愛かったですけど……』
兵助｢おいおい｣
『やっぱり、いつも通りが1番です』
兵助｢……そうだな｣
そうして いつも通りの日々が始まる
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Ｍ氏(プロフ) - はっきり言って気になってはいました。でも内容はめっちゃ好きです (2020年1月12日 21時) (
レス) id: 75c6c8cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - Ｍ氏さん» 私の単なる手癖の誤字です……見つけ次第修正していたつもりなんですが読みにくかったですよね、すみません (2020年1月12日 21時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
Ｍ氏(プロフ) - いきなりすみません。たまに語尾？文末？の後に【ら】と付いているのが気になるのですが... (2020年1月12日 19時) (レス) id: 75c6c8cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - 蒼葉碧さん» いえいえおきになさらず(*´ω｀*)あの…もしよければ私も忍たま小説書いているので見てください！『忍術学園５年い組には女性がいます』と『忍術学園の姫様』です！是非読んでください！ (2019年10月15日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 風詠さん» 2ヶ月以上も返信出来ていなくて大変失礼致しました！コメントありがとうございました……！褒めていただけてとても嬉しいです(´∀`) (2019年10月14日 20時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼葉碧 | 作成日時：2019年5月31日 23時
