4 不思議な2日目 ページ32
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『孫兵』
孫兵｢おかえり。先輩たちには会え…………その一年生は？｣
『うん。いい質問だね、孫兵くん』
食堂には先程よりかなり生徒が増えていて何人かは不思議そうにこちらを見ている。
『実は、』
孫兵｢その一年生が五年の先輩たちとか言わないよね｣
『さては名探偵だな？』
ご名答ですよ孫兵くん。
孫兵｢えっ、まさか｣
『そのまさかなのだよ』
八｢よ、よお。孫兵｣
孫兵｢……た、けや先輩？｣
八｢…………おう｣
孫兵が今まで見たことのないような顔をしていたのは言うまでもない。
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孫兵｢竹谷先輩がこんなに小さいなんて違和感しかない｣
八｢俺も孫兵を見上げるなんて違和感しかない｣
孫次郎｢委員会どうしよう……｣
伊助｢久々知先輩と同じ目線なの、不思議だけどなんだか嬉しいです！｣
兵助｢伊助……！｣
三郎次｢今度は久々知先輩が小さく……｣
勘｢やあ庄ちゃん｣
庄左ヱ門｢おはようございます尾浜先輩。一年生の頃こんな感じだったんですね｣
勘｢やだ庄ちゃんってば相変わらず冷静｣
三郎｢やあ彦四郎｣
彦四郎｢鉢屋先輩……なんですか？｣
三郎｢そうだよ｣
彦四郎｢素顔じゃないんですね｣
三郎｢お前もか｣
きり丸｢ひえーっ、今度は不破先輩たちっすか！｣
雷蔵｢そうなんだ。まさか自分までなるとはね｣
久作｢ははっ、声は違うけどあまりかわりませんね！｣
それぞれがそれぞれの関係者と話す中、他の上級生だけ見当たらなかった。
『六年生まだ来てないの？』
孫兵｢六年生ならAが行ったあとに来て、さっさとご飯食べていなくなっちゃった｣
『ふうん。何か用事でもあったのかな』
孫兵｢んー……早くしないと売り切れるとかなんとか言ってたけど｣
『へえ』
これはただの予想だけど。
いつだかご馳走になった、朝一番に行かないとすぐ売り切れる幻のお茶菓子を売っているお店に行ったのだろうか。
私が寝たら元の姿に戻るという確証はなかったしもしかしたらもしかするかもしれない。
『四年生は？』
孫兵｢四年生は見てないや。まだ寝てんのかな｣
『そろそろいい時間なんだけどなあ』
綾部先輩は兎も角、滝夜叉丸先輩と田村先輩はいつも身支度のために早く起きるから来ていてもおかしくない頃だけど。
『……まあいっか。ご飯食べよ』
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Ｍ氏(プロフ) - はっきり言って気になってはいました。でも内容はめっちゃ好きです (2020年1月12日 21時) (
レス) id: 75c6c8cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - Ｍ氏さん» 私の単なる手癖の誤字です……見つけ次第修正していたつもりなんですが読みにくかったですよね、すみません (2020年1月12日 21時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
Ｍ氏(プロフ) - いきなりすみません。たまに語尾？文末？の後に【ら】と付いているのが気になるのですが... (2020年1月12日 19時) (レス) id: 75c6c8cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - 蒼葉碧さん» いえいえおきになさらず(*´ω｀*)あの…もしよければ私も忍たま小説書いているので見てください！『忍術学園５年い組には女性がいます』と『忍術学園の姫様』です！是非読んでください！ (2019年10月15日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 風詠さん» 2ヶ月以上も返信出来ていなくて大変失礼致しました！コメントありがとうございました……！褒めていただけてとても嬉しいです(´∀`) (2019年10月14日 20時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼葉碧 | 作成日時：2019年5月31日 23時
