19 小さくなっちゃった ページ20
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雷蔵｢お昼ご飯美味しかったねぇ｣
『そうですねぇ』
お昼も食べ終わり、今度は何故か私の部屋へ。1人部屋で置いてる物も少ないから狭くはないけれど……ちょっと不思議な感じ。
『……そういえば先輩方、午後の授業もうすぐですけど大丈夫なんですか？』
兵助｢言ってなかったっけ、今日は午前だけなんだ｣
『あらそうなんですか』
通りで何だかご機嫌な感じがする。
勘｢だから午後はAちゃんに付きっきりでいられるよ〜｣
『そんな付きっきりなんて。私といてもご迷惑をかけるだけですよ』
八｢おいおい、だからそういう事は気にするなって前から──｣
『いえ、今日ばかりは、本当に、ご迷惑をかけます。絶対に』
三郎｢そこまで言われると逆に気になるがな｣
今までだって私からすれば迷惑かけっぱなしなのに兄が来る時まで付き合わせてしまったら洒落にならない。
『私ですら兄がどんな行動を取るか分からないんです。なので先輩方には一刻も早く避難……を…………』
──タッ、タッ、タッ
遠くから聞き慣れない足音が聞こえた。
兵助｢……誰だ？｣
勘｢先生……、六年生でも四年生ないな｣
いや、この学園で聞き慣れていないだけで。正確には聞き覚えのある……
八｢下級生が出せる音でもないな｣
雷蔵｢学園長や小松田さんも違うね｣
三郎｢そもそも今はもう授業始まった頃だろう｣
だとすれば？可能性として有り得るのは……
利吉｢Aー！遊びに来たぞー！｣
時すでに遅し。スパーンッと勢い良く戸を開けたのは案の定、兄の利吉だ。
この部屋に五年生が揃っていることに驚いているのか目を見開いている。
兵助｢利吉さん、お久しぶりです｣
利吉｢や、やあ兵助、それに他の五年生まで……｣
三郎｢こんにちは利吉さん｣
利吉｢……揃いも揃って何故Aの部屋に？｣
勘｢ちょっと事情がありまして。補助役……みたいな？｣
利吉｢補助？というかA、は…………｣
漸く私の姿が目に入ったのか、口を開いたまま固まってしまった。
……何だかこの感じ、既視感あるぞ。
利吉｢……この子は？｣
分かってはいるけれど認めたくないからとりあえず尋ねてみよう、と何とか口から絞り出した感満載だ。
『……久しぶり、兄上。Aです』
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Ｍ氏(プロフ) - はっきり言って気になってはいました。でも内容はめっちゃ好きです (2020年1月12日 21時) (
レス) id: 75c6c8cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - Ｍ氏さん» 私の単なる手癖の誤字です……見つけ次第修正していたつもりなんですが読みにくかったですよね、すみません (2020年1月12日 21時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
Ｍ氏(プロフ) - いきなりすみません。たまに語尾？文末？の後に【ら】と付いているのが気になるのですが... (2020年1月12日 19時) (レス) id: 75c6c8cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - 蒼葉碧さん» いえいえおきになさらず(*´ω｀*)あの…もしよければ私も忍たま小説書いているので見てください！『忍術学園５年い組には女性がいます』と『忍術学園の姫様』です！是非読んでください！ (2019年10月15日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 風詠さん» 2ヶ月以上も返信出来ていなくて大変失礼致しました！コメントありがとうございました……！褒めていただけてとても嬉しいです(´∀`) (2019年10月14日 20時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼葉碧 | 作成日時：2019年5月31日 23時
