第１３９話 ページ28
モ「……え、ダーマ先生、本当に死んじゃ駄目だよ？」
ダ「ちょ……冗談ですよ……」
モ「……本当にそう？」
そっぽを向いて机に伏せる。
ダ「そうですよ……」
モ「……あのさ、カウンセラーって自分のメンタルケアは誰に頼ってんの？」
ダ「知りませんよ……てかなんか勘違いしてません？僕カウンセラーじゃないですからね？ただの保健教師ですからね？」
モ「……そっか。」
眠そうな声で言う。
モ「……ここに、もしダーマ先生が辛い時、相談に乗ってあげられる人間がいること……忘れないでよ。」
ダ「………」
ダ「………ふふ、ありがとう、ございます。」
モ「………♪」
子供みたいに微笑んで、再びこちらを向く。
ダーマの顔を見てギョッとする。
モ「………げ、なんで泣いてんの？」
ダ「泣いてないです………コルチゾールというストレス物質を目から出しているだけです………」
モ「いや、それがつまり泣いてるってことでしょ………」
モ「……先生、ストレス抱えてない？」
ダ「恋愛にストレスはつきものですよ………」
モ「まあそだね………」
モトキがダーマの頭を撫でる。
ダ「………ちょ、貴方、何してるんですか。」
モ「俺は昔からずっと泣き虫マサイの世話を焼き続けてきたんだよ。泣いてる人見てほっとけないよ」
ダ「いやなんか逆にみじめになるんですが………()」
モ「え、そう？これやるとマサイは笑ってギュッてしてくれるんだけどな……」
ダ「あんま………あんま聞きたくない………そういう話は…………」
ダ「てかこんな姿もし生徒に見られたら＿＿」
生徒「失礼しまs…………」
モ＆ダ「………………」
生徒「…………………」
生徒「失礼しました。」
モ「………………」
ダ「…………………」
モ「ごめん…………」
ダ「……………………」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
翌日 Aside
さあ。近付いてきましたよ。2泊3日の臨海学校という行事が。
なんか間に文化祭が入ってきたせいで色々忘れられてそうなこの行事が。
臨海学校は一週間後か……
遠出は少し怖い。でも、シルクと一緒なら楽しいかも。
……まあ、夜は男女で分けられるからシルク居ないし。心配しかないけど。
きっと……大丈夫。
なんか嫌な予感するけど。
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魚民のうずら(プロフ) - 甘党美咲@ウオタミさん» ｳｵｵｵｵ嬉しい限りです（泣）お気に入り登録もありがとうございます……！はい！ゆっくりですが頑張らせて頂きます！！ (2020年10月27日 21時) (
レス) id: ccae57f635 (このIDを非表示/違反報告)
甘党美咲@ウオタミ(プロフ) - 初コメ失礼致します！１からここまで全部読みました！めっちゃ面白くてカオス過ぎて笑い転げましたw更新頑張って下さい！ (2020年10月27日 20時) (レス) id: 211bf6e46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魚民のうずら x他1人 | 作成日時：2020年5月21日 13時
