愛する人よ

２５、気分最悪 ページ27

A視点

あの打ち合わせの後、俺と一花さんは、家に帰った(終始無言で)
『え〜と、一花さん、俺、一回会社に抗議してきましょうか?って、一花さん、聞いてます?』
一「ﾎﾞｹｰあ、何？ごめん聞いてなかった」
『だから、会社に抗議して来ましょうか?』
一「どうして?」
『どうしてってその、なんかその〜』
一「どうしたの?」
『(駄目だ、変に意識しちゃってまともに顔見れねぇ)』
一「？大丈夫?」
『す、すいません!失礼します！』
そう言って、自室まで向かい、バリケードの材料を取り出して建てて隔離される様な形で閉じこもった

どうしてこうなったのか、それは２２話を見てくれればわかる。
そして、２２話の打ち合わせの時言われたもう一つの事それは···
〜打ち合わせ〜
監「それともう一つ」
一「なんですか?」
『(もうこれ以上俺を壊そうとしないで(泣)』
監「役作りの為に、家で同じ部屋で過ごしてね。」
『ﾁｰﾝ』
三神「ちょっと!A君、A君!」
〜回想終り〜
そう、あの監督とんだ無茶振りをして来たのだ
そうこうしていれば、皆が帰ってきて、上杉が、バリケードを突破して来た。
ただでさえ気分最悪な為、俺は、何も反応を示さずに、座っていた

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