13、終わり、そして始まり ページ14
〜夜〜
『ふぅ終わった』
食器を洗い片付けるという、日課の様な事を終わらせた長男
司「お疲れ様、兄さん」
一「お疲れ様」
『ちょっとベランダに居ますね』
ガラガラガラ
『(父さん、母さん俺はこの先どうすれば良いのかな)』
一「何悩んでるの?」
『!一花さん、司は?』
一「もう寝たよ、はい、ココア」
『ありがとうございます』
一「何悩んでたの?」
『俺はこの先どうすれば良いかなって思って』
一「と言うと?」
『俺は、凛や司に、出来る限り心配かけないようにやっている筈なんです、それなのに心配掛けてるみたいで、自分って何だろうと悩んでました』
一「へぇ〜、私は、もう心配とか気にしなくて良いと思うよ」
『え?』
一「だって、今までは三人だけだったからそういう考えになっていたのかもしれないけど、今は私達や、上杉君も居るんだから、悩んだら皆に相談したりして、頼っても良いんじゃないかな」
自然とその言葉で目が熱くなるのを感じる
『頼って迷惑じゃないんですか?』
一「勿論、だって私達血は繋がってなくても家族でしょ?」
その言葉に耐えることが出来ず
『ありがとう、ございます』グス
一「えぇ…何も泣くまでしなくても」
『いえ、嬉しくてこれからも、宜しくお願いします』
一「こちらこそ、宜しく」
こうして、長男の夜は終わりを告げる
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はい、作者です!
更新できてなくてすみません!
土日祝日は基本ばあちゃんの家に行っていて、更新が出来ないことが多々ありますので、ご迷惑かもですが、これからも頑張ります!
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ジーク(プロフ) - 三日月さん» ありがとうございます!新参ものですがこれからもご愛読お願いします。 (2021年3月18日 20時) (レス) id: ee8fc4b1a3 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - 出て来る人物が何をして何をしているのかが読んでいて凄く分かりました。とても良い作品だと思います。 (2021年3月18日 20時) (レス) id: da1d21a3a3 (このIDを非表示/違反報告)
サトミ(プロフ) - ありがとうございます!すっごく良いです! (2020年8月20日 23時) (レス) id: 243a4c7236 (このIDを非表示/違反報告)
サトミ(プロフ) - ジークさん» ありがとうございます! (2020年8月18日 15時) (レス) id: 243a4c7236 (このIDを非表示/違反報告)
ジーク(プロフ) - サトミ様何時もご観覧ありがとうございます!そのリクエストしっかり、書かせて頂きます! (2020年8月18日 7時) (レス) id: 7faa994b09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジーク | 作成日時:2020年6月2日 0時