愛する人よ

1、出会い ページ2

何時も通りのある日の昼食
『すんません、ライス1つ』
「はいよ」
『すまん上杉、待たせた』
風「いや良い」
ｺﾂｺﾂｺﾂｺﾂ
何時もの席へ行き座ろうとした。
？「え」
「『え』」
？「私の方が先でした、隣の席が空いています、移って下さい!」
風「此処は毎日俺達が座っている席だ、あんたが移れ」
と、まぁこんな感じで、一緒に食いました。
？「行儀が悪いですよ、食事中に勉強ですか?」
風「テストの復習してるんだ、ほっといてくれ」
？「へぇ〜余程追い込まれているんですね」
？「何点だったんですか?」
風「あ、おい!」
？「え〜上杉風太郎君、得点は、」
？「ひゃ、100！」
風「あぁ〜めっちゃ恥ずかしい」
？「わざと見せましたね!」
？「それじゃあこちらの方は」
風「辞めといたほうが…」
？「え〜と柏木A君、得点は、」
？「ひゃ、100！まさかこっちも!」
『(ｽｩｽｩ)』
？「て言うか、いつの間にか寝てる!」
？「悔しいですが、勉強は得意じゃないので羨ましいです。」
ﾊﾟﾁﾝ？「そうです、せっかく相席になったので勉強教えて下さいよ。」
「『ご馳走様でした』」
？「えぇ!食べるの早!」
？「お昼ご飯、それっぽっちで良いのですか?」
？「良かったら私の分を少し分けましょうか?」
風「むしろあんたが頼み過ぎなんだよ、太るぞ」
？「太！」
？「貴方みたいな無神経な人初めてです!」
？「もう何も上げません!」
ﾋﾟﾘﾋﾟﾘﾋﾟﾘ
風「すまんA電話が」
『(少し待て)』
風「？どうしたんだ?」
『(止まっててね)』
ﾌﾞﾝ
風「ﾋｯドウシタンデスカAさん」
『さっぱりした、相手は年頃の女子なんだ、考えて発言しろ』
風「ハイ」
『解ればいい』

この時、まさかあんな事になるとは誰も、予想していなかった。

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