イヌ科のネコと猫派 Another Story

海 Itsuki ページ3

彼女と初めてのデートと言っても良いだろうか


ただ、彼女の美味しそうに食べている姿が愛おしくて仕方ない。



樹｢ここ、めっちゃ美味しいでしょ？｣



希｢うん。美味しい。｣



美味しそうに食べてる。



春巻きをもぐもぐ食べていて…



食べ方すら綺麗だし、可愛い





食べてる希と目が合って口に入っていたものを飲み込み、





希｢何？｣




そう聞かれた。




樹｢美味しそうに食べるなーって｣




希は下を向いて微笑みながら



希｢だって、美味しいから｣



やっぱり、可愛いな。




樹｢それは良かった。｣





希とご飯を食べ終え、海に向かった。






樹｢はぁ…本当に美味しかった｣



希｢そうだね〜｣




砂浜を歩いていると気が付いた。





樹｢希って、夜が似合う。｣




すると振り向いて、




希｢それは樹くんがでしょ？



私は樹くんの方が夜が似合うと思うよ。｣





手を握ると優しく握り返して微笑む。





樹｢希は恋人としたいことないの？｣



希は優しく微笑み…





希｢今はここで私のことを抱き上げて、キスしたいかな？｣




だから、彼女のことを抱き上げて





唇を奪った。






希｢ありがとう。｣




樹｢いえいえ。ドS女。｣





すると耳を噛まれた。




しかも甘噛み。



樹｢んっ…｣




希｢そんなドS女がちょっと角取れたんだから｣





確かにそうかも。




そして、希を降ろし後ろから抱き締めた。





希｢なーに。猫派とか言っておきながら犬じゃん(笑)｣





そう言われ頭を優しく撫でられた。



本当に可愛い

寝落ち Itsuki→←告白 Nozomi

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す