事件12件目 ページ13
神谷「今日、予定ある?」
「ん〜今日はゆっくりしようかなって思ってたから予定無いよ」
神谷「じゃあ、今日Aの一日、俺にください」
そんな事言われると思ってなくて目を点にしていると
顔を赤くして目をそらしたマサが目に入った
耳まで真っ赤にして
デートとかそう言うお誘いするマサはいつも顔が赤い
夜のお誘いは余裕そうだけどね
意外なところで顔を赤くするマサが可愛くて
そう言うところも好きだなぁって実感した
「久々にどこ連れてってくれるの?」
神谷「...内緒〜」
楽しみにしておいてと言ったマサはとても楽しそうだった
ご飯を食べ終わり片付けまでマサがやってくれた
全部やらせちゃってごめんねと言っても俺がやりたいから良いのの一点張り
ありがとうと言ったらマサは薄く笑う
私は着替えるために寝室に入った
何きて行こうかなと思ったもののシンプルなのが多くて可愛らしい格好は何パターンかに分けられるくらい
今日はお化粧もしてイヤリングでもして行こうかなとアクセサリーボックスを開いた
マサはもう準備ができてるみたいで
リビングでテレビを見ている
私は化粧も終わりアクセサリーを選んでつけるだけ
アクセサリーボックスを開いたまま何にしようと中を覗く
マサ「俺はこれが良いかな」
といつのまにか後ろにいてこれが良いと指を指す
それは青い花の垂れるタイプのイヤリング
これマサからプレゼントされたやつだっけ
「わかった」
マサ「ほら、こっち向いて」
そうマサの方を向けられる
マサはイヤリングを持ち私の耳に付ける
近いし耳触られるの苦手で
顔が赤くなるのを感じる
それと同時にどこに目線をやったらいいのか困り視線が泳ぐ
マサは私を見るとフッと笑った
マサ「顔赤」
「うるさいっ」
チャリっと耳元で音がする
両耳にイヤリングが付いたようだ
マサは私をじっと正面から見ると表情が少し険しくなる
「どうかした?」
神谷「守んの大変じゃん今日」
「ん?どう言う事?」
私がそう言うとマサが私の手を引いて部屋を出る
チャリチャリとイヤリングが立てる音が心地よく感じる
神谷「Aが可愛いくて他のやつから守るのが大変だって言ったんだよ」
手を引きながら私の方を向かずに言った彼の首元が真っ赤で
キュンと音がなったのを彼に聞かれてなくて良かったと思う
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