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お見合い11 ページ11

任務が入ったので、

私は善逸さんが出てからあまり時間を空けずに家を出た。



任務先は遠くて、私は休みながら向かった。



休んでいる道中に善逸さんから手紙が届き、

藤の家紋の家にお邪魔して返事を書いた。


出会ってから一週間は経った。



善逸さんは、共に行動する仲間を得たらしい。


炭治郎と伊之助、という。

どちらも同期で、楽しいということが書かれていた。




私は、何か書けるような出来事も無かったので、

善逸さんの手紙の感想と友人について聞きたいことをつづった。


私には、友達ができたことが無いから、

よければ話を聞かせて欲しいと思ったのだ。





鎹鴉「お前が文通とは、珍しいな」




A「そうね。いってらっしゃい」





鎹鴉の足元に手紙を括りつけ、彼を飛ばす。


「明日は赤飯だな」と私に言うと、

彼は少し霧がかった空を羽ばたいて行った。




そして、その日の晩のことだった。





A「……こんばんは、お邪魔してますよ」





私は柄に手をかけながら、そう言い放った。


そろそろ目的地だと思ったら、鬼の匂いが強くなったのだ。





鬼「……鬼狩り、か。邪魔はさせぬ。

俺の邪魔は誰にもさせぬ!」




A「邪魔をするつもりはありませんが」





殺気を感じ、私は刀を抜いた。


上から襲いかかってきた鬼を受け流し、間合いをとる。



ここの山に出る鬼は、男を襲う鬼らしい。


山道を通る男が行方不明になるという。




そのため、一応笠を被って女とわからないようにした。





鬼「男は殺す。男は悪い奴だ。

お前は何をした。何の悪を働いた?」




A「そうですね、兄殺しといったところでしょうか」





私はそう言って、鬼を見た。



感情的にさせろ。

相手に隙をつくらせろ。





鬼「そうか、ならば死で償え」





鬼は、そう言って私に襲いかかった。

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渡邉 なちゅ。(プロフ) - 花帆さん» ありがとうございます!その件に関しては、二巻のほうで続きが若干書かれています。そうですね、自分たちを重ねて、この二人には生きて欲しいと心の中で思っていそうですね! (2019年9月7日 9時) (レス) id: 1c6c46020b (このIDを非表示/違反報告)
渡邉 なちゅ。(プロフ) - バナナ さん» ありがとうございます!毎日できるだけ更新しますので、楽しんで頂けると嬉しいです! (2019年9月7日 9時) (レス) id: 1c6c46020b (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 面白いです!善逸くんと他の子がデートしてたぽいのが、後にどうなるのか…気になります!! 夢主さんとお兄さん仲良すぎて辛い…(つд;*)炭治郎と禰豆子と重なったりしそう…(泣) 続編も楽しみです(o>ω<o) (2019年9月7日 4時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - すごく面白い!更新楽しみです! (2019年9月6日 22時) (レス) id: 4fbc396aff (このIDを非表示/違反報告)
渡邉 なちゅ。(プロフ) - こんなんでどうですか。サブさん» ストレートな告白ありがとうございます!応援ありがとうございます!とっても嬉しいです!投票をして頂き感謝感激雨あられでございます! (2019年9月4日 23時) (レス) id: 1c6c46020b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:渡邉 なちゅ。 | 作成日時:2019年8月30日 7時

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