『四ツ目神×あんスタ』僕達の彼岸花

外泊 ページ35

いばらside



はやく〜！！！
誰かしら来てくれ！！

｢いばら〜！！帰るよ〜！！｣

あ、きたぁぁぁ！！！

あくまで寝起きの感じで…。

｢あ、みこと｣

『んん…。みこと…？』

｢おう、帰るぞ｣

よし…僕の考えた結果を伝えよう

『霊符…渡しとくから帰ってね！僕、やる事あるから学校に泊まる』ﾎﾞｿｯ

｢しゃーねぇな…りょーかいだ｣ﾎﾞｿｯ

｢お前ら何してるんだ？行くぞ！｣

｢はいよ｣

『じゃ、また明日ね』ﾎﾞｿｯ

『わーってるよ。タガタには言っておく』

さっすが…分かってるねぇ…。

さーてと……寝る所探しに行こう

悠真…普通だったな…僕も普通に出来てた？

とりあえず歩こ

〜移動中〜


ｷｨｨｨ

｢｢｢｢｢！？｣｣｣｣｣

あれ？誰かいるのかな？

！？

あれ…Knightsだよね？
てことは…レッスン中？？じゃぁここはセナハウスか…。

『ごめん、邪魔した…。』

｢まって！！｣

ｶﾞｼｯ

『なに…？？』

なんだ…なるくんか…。

｢あなた…今酷い顔よ？｣

『僕がブスだと言いたいならハッキリ言えばいいと思うけど。』

｢そうじゃないの……何だか…悩みがあるような…｣

！？

流石なるくん…変な所で鋭いねぇ…。

『別に…大した事じゃないから』

｢いばら…。｣

『なぁに？』

｢さっき…血ありがと…。｣

『それはもう良いって』

｢いばらちゃん…いいからこっちに来なさい？お話ぐらいなら聞いてあげるわ！もうレッスンも終わるし…ね？｣

『僕じゃなくて周りに聞きなよ』

皆嫌でしょ？
僕なんて君たちの罪悪感を掻き立てる物でしかないんだから。

｢俺はいいぞ☆｣

｢私も良いですよ｣

｢俺も〜｣

｢いいんじゃない？｣

え"…。

｢ほら…こっちいらっしゃいな｣

ちっ…。なるくんのくせに生意気な…。

『わかったよ』


｢さ、なんでも話してちょーだい！｣

あーなんかなるくんワクワクしてるね、うん。

『ちょっと…自分がどうすればいいのか分からない』

｢？？｣

『皆を…許すか…許さないか』

｢｢｢｢｢！？｣｣｣｣｣

『別にね…僕、もう怒ってないんだよ？何に対して怒ってたのか分からなくなったし…。』

『いつまでも拗ねてるのも子供みたいで嫌だし…。』

『皆は…許して欲しい？』

もう考えるのも疲れたし丁度いいかもしれないな

｢俺は…いばらに任せる｣

｢私もです…自分のした事の重さは重々承知です…。｣

｢私も王様に賛成ね〜｣

他の2人は…？

罪の重さ→←好き

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