嫌な記憶ー(名前) ページ21
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Aside
久しぶりに日本に来たけど嬉しくない
嫌な過去をたくさん思い出すから…
リハーサルが終わりホテルに向かう
温泉入ってゆっくりしようと思って長湯をした
温泉からあがり浴衣に着替え部屋に戻ろうとした時だった
？「あれ？君ってもしかして…」
？？「Aちゃんじゃない？」
「え？」
前から歩いてきた男の人2人に声をかけられた
2人の顔を見て驚いた
この人達…
？「俺のこと覚えてくれてるよね？」
？？「金払ってるからね」
そう、この2人は私の元彼にお金を払って嫌がる私を無理矢理抱いた人
嫌な記憶がたくさん蘇る
詰め寄ってくる男の人達に後ずさる
男A「何？もしかして今日もこれから相手いんの？」
男B「いないなら俺らが買うよ？」
男A「ちょい俺らの部屋こいよ」
「や、やめてください」
男B「来いよ！」
私の腕を掴み2人がかりで引っ張ってきた時
グィッ
「ひゃっ」
誰かに思いっきり抱きしめられた
？「俺の女になんか用？」
この声…
イトゥクさん…？
そっと顔を上げると怖い顔をしたイトゥクさんが見えた
男A「なんだ、もう予約いたのかよ」
男B「ならまた今度だな」
そう言うと2人の男は去って行った
LT「大丈夫？」
「は、はい…」
LT「あの人達知り合い？予約とか言ってたけど…？」
「…」
聞かれちゃいけない会話をイトゥクさんに聞かれてしまってて何も言葉が返せなかった
LT「ま、まぁ部屋まで送ってくから行こ」
「はぃ…ありがとうございます…」
イトゥクさんが私の肩を抱いて部屋まで送ってくれた
イトゥクさんがそばにいるとなんだかとても安心した
部屋の前までつくと
LT「Aさん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど…」
「え？」
LT「その…前からちょっと気になっててさ…Aさん、…俺らに触れられるのも嫌がるじゃん？さっきの男の人達との会話も気になって…Aさんの過去…教えてくれないかな？」
絶対誰にも私の過去の事を話さないと決めていたが
イトゥクさんなら話してもいいかな…って思い
「わかりました…」
そう言いイトゥクさんを私の部屋に入れた
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夏 - 続きがとても気になります^ - ^ (2016年5月1日 14時) (
レス) id: 4f43e157fd (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 面白かったです。 続きを楽しみにしています。 (2016年2月26日 20時) (レス) id: 2cda5d8848 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり | 作成日時：2015年11月30日 20時
