Story 82 JUNGKOOKside ページ22
『うざいんだけど』
テレビ越しに耳を刺激する声
鋭く切りつけるような視線
それでいて清々しくしている表情
SG「...馬鹿すぎるだろ」
後ろから聞こえた声に「確かに」と誰かの相槌が聞こえる
JM「かっこいい」
TH「わー...チンチャ」
同意見
凄くかっこいい
メディアに晒されっる毎日を送っている僕らだって
プライデートなんてほとんどない
だから、そういう感情を持ったことだってもちろんある
だからと言ってテレビでそんな発言をするわけじゃない
疲れていても
どんな状況でも
周りを気にして笑顔を作る日だってある
Aは、どう思ってあの発言をしたんだ
叩かれて、ペンが居なくなってしまうことは考えてないのかな
それを考えたうえであの発言をしたのなら
尚更かっこいい
会見が終わったテレビの中では
司会者たちがあれやこれやと話し合っている
JM「ジョングク?どこ行くの」
JK「...トイレにいってきます」
JM「あ、そっか。分かった行っておいで」
会議室をでてトイレに向かうと少し騒がしくて
Aのマネさんと社長が話し合っている
めっちゃ謝ってたから、さっきの会見の事かな？
なんて考えながらトイレに入る
「...はぁ」
洗面台に手をついて床を見つめている
ヒーローがいる
JK「あっ...」
『...なんですか』
JK「いや、えっと...オルンマニエヨ」
何こいつ見たいな目でこちらを向いて
さっき会いましたよね
なんて言われてハッとする
たぶん医務室での事だろうか
不機嫌そうな顔をしてる
JK「そうだったね...はは」
何とか話そうと試みるけど、こんな時に限って人見知りが発動してしまう
情けないな
諦めてトイレに行こう
『寝かせてくれてありがとう』
それだけ言って先に行ってしまった
耳が少し赤くなっていて
疲れたような顔にほのかに赤く見えた頬
かっこいいヒーローは思っていたよりも
小さくて
自分と同じ人間で同い年であることを伝える
JK「うん、またね」
狭い背中を見送ってポケットにしまい込んだモノを思い出した
また今度返せばいいか
次はいっぱい話したい
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からすみ(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！！この作品が本当に好きで、何度も読み返しています。これからも楽しみにしています！応援しています！ (2018年12月15日 0時) (
レス) id: 224d9dadf0 (このIDを非表示/違反報告)
かなた(プロフ) - Haylee :Dさん» そう言って下さると励みになります!!亀さん更新になりますができるだけ書くつもりなので、楽しみにしておいて下さるとあり難いです!!! (2018年6月5日 21時) (レス) id: 98d994049d (このIDを非表示/違反報告)
Haylee :D(プロフ) - はじめまして。とても面白くて一気に読んでしまいました！これからも更新楽しみにしています。頑張ってください！次の展開が気になって気になって仕方がないです。 (2018年6月5日 9時) (レス) id: 0356daf5fa (このIDを非表示/違反報告)
かなた(プロフ) - 白さん» ありがとうございます！遅くなりました！ (2018年6月4日 23時) (レス) id: dd58b3a5d5 (このIDを非表示/違反報告)
かなた(プロフ) - ゆずさん» 遅くなり申し訳ございませんでした！！ (2018年6月4日 23時) (レス) id: dd58b3a5d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなた | 作成日時：2017年9月23日 12時
