Story 79 ページ19
マネヒョンが少し心配そうな顔をして僕の後ろをついてくる。
またお腹壊しそう
いやなら付いて来なければイイのに
そう思うけど口には出せず
ちょっと自分でも緊張しているのかもしれない
MN「...A、、俺ちょっと吐きそう」
前言撤回
その一言で緊張なんか無くなる
MN「ん〜...いや、大丈夫治った」
絶対治ってないくせに
もしかしたら僕が沢山の人の前で失敗するのを楽しみにしてるんじゃないだろうか
うわぁ
性格わるいな
知っていたけど
たぶんマネヒョンの腹痛は嘘で
僕が優しい心を見せるか試してるんだ
そして僕が無視をする
「Aは側近のマネージャーが体調悪くてもお構いなし」なんて
言われる
そんな未来ならいっそお腹が痛すぎて死んでしまえ
そうじゃなかったら
『どこかで座ってれば...』
そんな計画が潰れるようにしよう
MN「...A、お前...成長したな」
『僕をなんだと思ってるんですか』
MN「心なし」
失礼な奴には刑罰を
廊下を歩いていればカシャカシャと機械の音と
人声が聞こえる
事務所のロビーに集まった記者が騒いでいるのだろうか
それとも何だ？
哀れな被害者見に来たのだろうか
そして写真を撮って一言
「可哀想なAと...私はあなたの味方だよ」
「誰か分からないけど、テレビに出れておめでとう」
僕よりも哀れな人たちがテレビの前に待ってるんだ
MN「俺はここまでしか行けないけど、警備の人が居てくれるから安心しろ」
安心も何も、僕は犯罪者でも何でもないのに守られる理由がわかんない
返事なんかしないで人ごみに足を進めれば
ガヤガヤと声が大きくなって
カシャカシャと機械の音がでかくなる
視界が眩しくてうまく前を見つめられない
誘導されて立った場所で一度お辞儀を」すると光が乱射して
顔をあげて黙っているとそれは静かになった
『...今回は僕の私情で、関係のない事務所の方やスタッフ、家族を巻き込んでしまったこと。
大変申し訳ありませんでした。そして＿＿＿＿』
次に頭を下げた時、沢山の人の声が聞こえた
「どうしてあのような環境に置かれたのですか!!」
「今後の活動はどうするのですか!!」
「もう少し詳しく、その頃について話してください」
...あれ?
質問って答えて良いんだっけ
ダメだったかな
どっちだっけ
まぁいいか
『...僕がどんな目に合っていようが、その過去を知る権利はあなた達にはないでしょ』
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からすみ(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！！この作品が本当に好きで、何度も読み返しています。これからも楽しみにしています！応援しています！ (2018年12月15日 0時) (
レス) id: 224d9dadf0 (このIDを非表示/違反報告)
かなた(プロフ) - Haylee :Dさん» そう言って下さると励みになります!!亀さん更新になりますができるだけ書くつもりなので、楽しみにしておいて下さるとあり難いです!!! (2018年6月5日 21時) (レス) id: 98d994049d (このIDを非表示/違反報告)
Haylee :D(プロフ) - はじめまして。とても面白くて一気に読んでしまいました！これからも更新楽しみにしています。頑張ってください！次の展開が気になって気になって仕方がないです。 (2018年6月5日 9時) (レス) id: 0356daf5fa (このIDを非表示/違反報告)
かなた(プロフ) - 白さん» ありがとうございます！遅くなりました！ (2018年6月4日 23時) (レス) id: dd58b3a5d5 (このIDを非表示/違反報告)
かなた(プロフ) - ゆずさん» 遅くなり申し訳ございませんでした！！ (2018年6月4日 23時) (レス) id: dd58b3a5d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなた | 作成日時：2017年9月23日 12時
