すれ違い、愛し合い。

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ーー宮田sideーー





今日は週末で久しぶりに定時で帰れたから
家でまったりしてた。







▶宮田、ヘルプ



突然鳴った通知音に携帯を見てみると
キタミツからメッセージが来てた。









キタミツからこんなメッセージ来るのなんて
珍しくて、慌てて電話をかけた。







宮「キタミツ？どうしたの？」


「みやたぁ…」


「え、もしかして酔っ払い？
今日Aちゃんと飲みに行ったんじゃないの？」








俺が会社出る時
ちょうど2人で帰ってるの見かけたし。



どう見ても2人はカップルなのにな〜なんて。









宮「キタミツ、大丈夫…？」


「Aのやつ、彼氏が出来たって」


「えっ？」


「すげー幸せそうな顔してた。
俺あんな顔1回も見たことねぇよ」









なんとなく、いつかはこんな日が来るんじゃないかって思ってたけど。





というか俺、この前キタミツに早く想い伝えなって
言ったよね！？って思ったのは心に秘めとく。









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それからキタミツは
ふらふらになりながら俺んちにやって来た。









宮「相当飲んだんだね？」


「…途中から覚えてねえ」


宮「Aちゃんは？どうしたの？」


「忘れた」


宮「いや、それはダメでしょ！」








いくらショック受けて、やけ酒したからって
好きな女の子放置はダメじゃない？









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心配だからAちゃんに連絡すると



▶宏光は公園で酔い覚ますって言ってたから置いてった！



って。









なんか彼氏出来てから
いきなりキタミツへの態度冷たくない？(笑)




前だったら、宏光が寝ちゃったんだけど！とか
慌てて俺に電話かけてきたのに。









まあ、時間が経てば関係性も変わっていくよね。






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