届いてますか？- K i -〈３〉

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研修を週末に控えた水曜日。








あれからみっくんとは
仕事の合間にご飯行ったりそんな感じ。









みっくんもずっと会議で忙しいし
こっちも研修の準備でバタバタで。









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「なあ、飲み行かね？」









定期的にされる、ニカからの誘い。









『いいよ。研修の準備平気なの？』




「まあ、そこそこかな。
千賀は来れないって。でも玉が来るよ。」




『わかった。定時までに終わらすね。』









裕太は違う会社なのに
4人で飲む機会増えて同期みたいな感覚。









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「うぃー、おつかれー！」









今日は裕太のチョイスで
いつもとは違うお店に来た。









「そーいえば、今週研修があるんだけど
A達の会社もリスト載ってた。」




『え？裕太も行くの？』




「ああ、やっぱみんな行くんだな。
ニカと千賀も参加する？」




「俺たちも行くよ。
玉たちの会社もだったのかー、びっくりしたわ。」









まあ近場の会社だし
偶然っていうほどでもないけど。









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『あれ？誰か携帯鳴ってない？』




かなり飲み進めてたら
遠くから電話が鳴ってる気がした。





「うわ、やっべ。俺だ。」






慌ててニカが携帯片手に店の外へ飛び出した。









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