【HQ】まるで白雪姫。【黒尾鉄朗】 (ページ4)

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バスに乗って各校が集う合宿所に来た

…合宿についてのプリントに目を通すべき所を見落としていた

参加校の欄には烏野、青葉城西、梟谷………

嫌な気しかしない…何事もありませんように…

自分の荷物をマネージャーの部屋に置き、用意をして体育館へ向かった…が、

その通り道に出来れば会いたくなかった相手と遭遇してしまった

及川「A久しぶり！なんでメール返信してくれないの？及川さん寂しかったんだよ？？」

なんで合宿に来て初っ端からこの人に会うのかな、、

しかも…

国見「及川さんA先輩から離れてください」

出来るだけ会いたくなかったランキングトップ2

及川「いつの間に居たの国見ちゃん！？俺だってAと話したいんだけどー！」

国見「A先輩、なんで及川さんとはメールするのに俺とはしてくれないんですか」

及川「国見ちゃん俺の話聞いてる！？」

騒々しい…

「うん、、国見とりあえず離れよ？」

国見は何故か私の腹に巻きついて離れない

国見「嫌です」

妃海「Aモテモテ～♡」

…聞きたくない声が耳に入る

及川と国見も妃海の声に気づき話を止める

妃海「A知り合い多いんだね♡」

妃海の目が笑ってない

及川「あれ、新しいマネージャーさん？」

妃海「はい！先月から音駒バレー部のマネージャーを務めている麻王妃海です♡」

…社交辞令からしてウザさMAXだ

及川はそれをなんとも思わないのかニコニコしている

及川「あ、いいこと思いついた」

及川のいいことはいいことじゃないから黙りなさい…

及川「音駒から1人マネ借りていい？うちいないから大変でさぁ、、」

「は？」

反射でそう言ってしまった

たまたま黒尾が通りかかり、助けてと言わんばかりに目で訴える

黒尾「あー…まぁしょうがないんじゃないか？青城のプレーは参考になるかもしれないし見てきたらどうだ」

頼りにした私が馬鹿だった…

このままじゃ連れてかれr

妃海「じゃぁ私行きまーす♡」

「「「「えっっ…」」」