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五条「やっぱさ、今すぐ結婚すべきだと思うんだよね僕達」
『どうしてそうなったのかなぁ♡』
私の思考が五条君の顔面によってスタンを食らってた間にそういう系の話してたんですか?
残念ながら私は聞いていなかったから無効だよ。ははは。
五条「だって僕のこと好きなんでしょ?」
いえ。五条君の“こと”ではなく、五条君の“顔”が好きなんです。
なんて素直に言ったら特級呪霊の前に置き去りにされる気がするし、かといって好きだと言えば結婚ルートに入ってしまう。
五条「まぁ…如月が今僕のこと好きじゃないとしても、どうせ好きになるからどっちでもいいんだけどね」
…君の顔なら大好きだよ。すっごく愛してるよ。
そしてどこから来るのかな、その自信は。
五条「ねぇ…このままキスしていい?……A」
『えーっとぉ…』
良くないです、お客様。そしてさりげなく名前呼びをするとは女に慣れてますね、お客様。
五条「僕、体の関係から始まる恋に賭けてみようかなって思ってるんだけど」
『A、枕営業はしてないからぁ〜困っちゃう♡』
地味に押し倒されたままなので、起き上がろうともぞもぞ動いてはみるがびくともしない。
五条「さっきから気になってたんだけど、素を知られてる相手の前でぶりっ子すんのってキツくないの?」
『ぐはっ…!それは…っ、それは言わないで…!!』
言葉にされた瞬間にSAN値が一気に持ってかれるんだよ…!
五条「じゃあぶりっ子なんてやめて素で喋れよ。その方が唆る」
『ひぃぃぃぃ…っ』
唆る…!?唆るっつったかこの人ぉ…!!
家入「うわ…何してんのあんたら…ってA?久しぶり」
『硝子ちゃぁぁぁぁぁあん♡』
五条「うわ…はこっちの台詞なんだけど。タイミング悪いね〜硝子」
硝子ちゃんの登場により、私を押し倒していた五条君は渋々ソファから降りて離れる。
家入「…五条が桃奈からの告白全部振ってたのって…」
五条「僕が好きなのは桃奈じゃなくて如月だから」
家入「嘘だろ…?」
硝子ちゃん…その意見には激しく同意するよ。っていうか嘘なんだよ。私に報復する為の…!
五条「嘘じゃないよ〜。失礼しちゃうなぁ」
桃奈「悟ぅぅぅぅ〜!!」
五条「グェッ…!!」
蓬の突進により、五条君が吹き飛んだ。
無限は何処に。
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chiaki0708(プロフ) - 尊いです夏油くんルートあるの嬉しかったです!! (2022年1月9日 9時) (レス) @page47 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
刹葉(プロフ) - あやめさん» ありがとうございます!いえいえ、こちらこそ説明が下手で申し訳ないです!! (2021年3月26日 8時) (レス) id: 1a2812ca8a (このIDを非表示/違反報告)
あやめ - 刹葉さん» 理解力なくてすみません(>人<;)全然大丈夫です! (2021年3月26日 7時) (レス) id: 1f315efa1e (このIDを非表示/違反報告)
刹葉(プロフ) - あやめさん» 私TwitterしてるのでTikTokのシェアボタンからシェアさせてほしいという意味なんですが伝わりますかね…?説明下手で申し訳ないです… (2021年3月25日 20時) (レス) id: 1a2812ca8a (このIDを非表示/違反報告)
あやめ - 刹葉さん» こちらこそありがとうございます!私Twitter詳しくなくて、Twitterの方で私も投稿すればいいんでしょうか? (2021年3月25日 19時) (レス) id: 1f315efa1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:刹葉 | 作者ホームページ:http://mobile.twitter.com/fall_0613
作成日時:2021年2月10日 20時