勇者 ページ9
放課後、今日決めた委員会の集まりがある場所にみんな移動する
図書委員会はもちろん学校図書館なわけで、今すぐにでも帰りたい気持ちを抑えて席を立つ
はぁ、行きたくないよー...
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DP「何けわしい顔して、そんなにいやなの?笑笑」
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もう思い切ってサボってしまおうかと考えていたら急にドンピョが話しかけてきた
そういえばドンピョ委員会入ってなかったな
くそっ、私がこんな大変な思いをしているのに
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DP「あ、そうだ、ウンサンと一緒に行ったら?」
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え?
ドンピョがウンサンくんを呼ぶと、彼はニコニコしながらこっちに来る
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で流れでウンサンくんと学校図書館に向かってるけど
...気まずい
ウンサンくん人見知りだってさっきドンピョ言ってたよな?
ここまで一言も話してないんですけど...
沈黙が続く中、学校図書館に着いた
はあ、着いちゃったよ...
入るのをためらっていると、隣を歩いていたウンサンくんが、スっと中に入る
あぁ、彼は図書委員会をやったことがあるのだろうか
いや、どっちにしろ、彼は自ら手をあげるほどの勇者なのだからここは彼を信用するべきなんだ
頼んだぞ、イウンサン
そう意を決して中に入った
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作者名:わとそん | 作成日時:2020年4月10日 19時