↓《凸》 ページ33
#凸の場合
テ「いだだだだッ！」
『テツぽん静かにしなきゃ逃げちゃうよ？』
テ「コイツが噛むんだってば！」
テツヤの膝上で暴れていた猫が、テツヤの指に口を向けた。
実は今、皆には内緒で平日の猫カフェに来ている。
皆動画の企画で1度来ていたけど、私とテツヤは来たことがなかったから2人で来たのだ。
そして今、テツヤは猫に好かれずずっとちょっかいを出した結果噛まれる始末となっている。
テ「なんで噛むの…」
『さてはテツぽんモテない？』
テ「やかましいわ」
ペシッと頭を叩かれた。
反射で頭を抑えたけど、テツヤの攻撃からは間逃れなかった。
『ひどいテツぽん……』
テ「ふんっ」
私がか弱いフリをすると、鼻を鳴らしては堂々とドヤ顔を見せてくるテツヤ。
私がテツヤに向けてジト目をしていると、私の膝上に乗っていた白猫が降りてしまった。
『あっ』
テ「あれ？Aちゃんもモテないの？」
『…テツぽんよりモテるし』
テツヤにバカにされ、不貞腐れるように頬を膨らまして近くにいた三毛猫を抱き上げる。
その猫は抵抗も無く私の腕の中で小さく鳴いた。
私はそんな三毛猫を抱きしめて、テツヤにドヤ顔をかます。
テ「俺どうしようもねえじゃん」
『じゃあ私に甘えてみれば？』
テ「え？」
突然キョトンとしだすテツヤ。
小さな目を見開いて口を半開きにしている。
私はそれに対してからかうように言った。
『冗談冗談』
抱き上げていた猫の顎を撫でると、猫は私の手に顔をスリスリと擦り付ける。
この子の写真も撮らなきゃ
私はポケットに手を入れて、スマホを取り出す。
テ「A」
『ん？どうし……』
どうしたの？
と私が言おうとした途中で、テツヤが私の体に腕を回した。
三毛猫は私から逃げるように遠ざかっていく。
テ「甘えていいんですよね」
『は？ちょっと、え？』
私を抱きしめる力が少し強くなって、テツヤとの距離が0になる。
『ちょっとちょっと、テツヤ！』
顔が熱くなっていくのを誤魔化したくて、とりあえずテツヤの胸を軽く叩く。
テ「離しません」
『テツヤ……ｯ！！』
顔が熱い……。
このままどう乗り過ごそうか考えていると、テツヤは突然私から離れた。
え、もう離れちゃうの？
正直もっと抱きつかれたかったような気持ちがあって、テツヤを見る。
テ「ま、冗談なんだけどね」
『馬鹿野郎……』
私の赤面を見たテツヤは、また歯を見せながら笑っていた。
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もも - リクエストなんですけど。メンバー自身が吐いちゃった時の反応書いて欲しいです！(夢主が看病する感じです！) (6月19日 4時) (
レス) id: ff5a49750f (このIDを非表示/違反報告)
まるあ。(プロフ) - 雛*トマト推し*さん» 癒しになれて嬉しいです(笑) (2020年3月11日 14時) (レス) id: db631e6a1f (このIDを非表示/違反報告)
雛*トマト推し* - お久しぶりですー！！！ふぁー！！畑ー！ヤバーイ！！！照れる！キスマ！ﾃﾝｼｮﾝｶﾞｵｶｼｲｯﾃ? ｷﾆｼﾅｲﾃﾞｸﾚ… ﾃﾂﾔﾃﾝｼｮﾝﾀﾞｶﾗｻ…。(°∀° ) (2020年3月10日 23時) (レス) id: 477d69c1a8 (このIDを非表示/違反報告)
まるあ。(プロフ) - りゅうのさん» お久しぶりです(*^^*)ありがとうございます (2020年3月5日 14時) (レス) id: db631e6a1f (このIDを非表示/違反報告)
りゅうの - おっ久っしぶっりでっごっざいっますぅー♪ こっうしっんふぁっいとですぅー♪ (2020年3月5日 14時) (レス) id: c1d7a041f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるあ。 | 作成日時：2019年10月2日 22時
