畑の皆に○○してみたされてみた！

看病されてみた ページ21

リクエストを先に片付ける大臣。


ゴホッゴホッ…風邪を引いでじま"い"ま"じだ。



おっと、こんな時に私の家まで誰かが(ｳｫｯ､ｶﾞﾊｯ(((((((((


(甘々リクだったのでちゃんとします。はい。)



#はじめしゃちょーの場合


は「ほらほらちゃんと寝てるか〜？」

私の部屋まで来て、コンビニのレジ袋をぶら下げて扉からひょこっと顔を出したはじめくん。

『はじめくん…』とぼやぼやとした思考の中で呟くと、はじめくんは慌てて傍に寄ってきた。

はじめくんの冷たい手が私のおでこへと添えられる。


は「え、熱ヤバいじゃん…！おでん買ってきたから食べて！」

『お腹空いてないから大丈夫だよ…』

は「ダメ！大根だけでも食べて！元気の素になるから！」


私は唸るように渋々と大根を口に運ぶ。
今日一日何も口にしていないけど、やっぱりお腹は空いていない。

でも、はじめくんが買ってきてくれたおでんは凄く美味しくて、自然と暖かくなって口元が緩んだ。


…ﾁｭｯ。


突然、口元ではないところからリップ音が聞こえた。

はじめくんが私のおでこにキスをしていた。

『なっ、…はじめくん……』

は「今のはみんなに内緒！絶対ね！？」

多分私よりも真っ赤になった顔で、はじめくんは恥ずかしながらも笑っていた。






#だいちぃの場合


だ「まァた無理しちゃうから…」

『ごめん……』


台所の食器を洗いながら、私を見て心配そうにするだいち君。

それに比べ、冷えピタを貼ったおでこに違和感を感じながらなかなか眠りにつかない私。


『外、雨凄いね』

だ「え、天気より自分の体調心配しなよ」

『スミマセン』


だいち君が食器を次々と食器棚へと片付けていった。

私の家なのに皿洗いさせるなんてなんか申し訳ないな…。

そんなことを考えながら、毛布を頭まで被って瞼を閉じる。

そのまま何も考えずに、私は眠りについた。



＿＿＿＿＿
＿＿＿
＿





『……』

体に変な違和感を感じたのか、自然と目が覚めた。

雨はもうやんでいる様で、とても静かな空がオレンジ色に染まっている。

…今何時だろ。

体を動かそうとした時、左隣から寝息が聞こえた。

だ「ん……」


左隣を見てみれば、だいち君が至近距離でスヤスヤと寝ていた。

片手を私の体へ伸ばされていて、完全に添い寝状態だ。

…ちゃんと寝てるんだよね？

風邪のせいなのかよく分からない熱が上がっていくのを感じつつ、だいち君に抱きつくように私から近づいた。


おやすみだいち君。

↓→←トマトクンとR*18なことしてみた

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す