〔RKRN〕三つの名を持つ者-第三弾-

真夜中の豆腐？パーティー ページ23

あの後、グッチャグッチャのバッキバキのボッロボロな部屋で先輩方に謝罪をした

キツイ言葉を言われると覚悟していたが、むしろ優しい言葉をかけられた

後輩なんだから、先輩に頼れ…と

善法寺先輩に関しては、黒い笑みを浮かべられながら「あと定期的に保健室に来てね？」と言われた

行かねーけどな←

夜も遅いし、もう眠い

ゆっくり寝ようと5年の長屋に着き自分の部屋の前に差し掛かった時

『なんで明かりが？』

明かりは消して行ったはずなんだけど…

開けると中には他の5年生が居た

『なんでいるんだ？』

兵「あ、千景！おかえりー！」

とめっちゃ元気に手をブンブンに振る兵助

そして少し元気の無い他の5年生

『なんだ？こんな時間に』

兵「今から真夜中の豆腐パーティーをやるのだ！！」

『え！？真夜中の豆腐パーティー！？』

勘「兵助が、千景をもっと元気にするためにって苦笑」

八「俺達もこんな夜遅くにやめようって言ったんだけどな…」

三「聞く耳持たなくて…」

雷「明日の朝の朝食食べれるかな…」

おい、何とかしろという目で見てくるんじゃねーよ…

『あー…、兵助？気持ちは嬉しいが、なんでこんな時間に？』

兵「千景の事を思うと待ちきれなくて！！」

と満面の笑みをすっごく輝かせてこちらに向けてきた

うわっ、まっぶ…

『……兵助、ちなみになんの豆腐料理なんだ？』

兵「今日は豆腐だけじゃないのだ！」

『？』

兵「豆腐とうどんとお肉の鍋料理なのだ！！」

五年-千兵「ええぇぇええええ！？！？！？」

三「あ、あの兵助が！！」

八「豆腐料理じゃなくて！！」

雷「鍋料理を出すなんて！！」

勘「明日荒れるぞー！！！」

兵「ちょっとみんな失礼なのだ！！」

鍋料理……想像すると自然に口の中に唾液が溜まり

お腹が求めたがってる

『俺食いたい！！！！』

五年-千「え」

兵「ホントか！？」

『おう！俺ちょうど腹減ってた所なんだよ〜！ありがとな！兵助！』

兵助「喜んでくれて嬉しいのだ〜！今からあっためるから少し待つのだ！」

勘「お前まじで食べるの？」

『お腹減ったしな？』

三「ホントお前ってすぐに腹減るよな‪w」

雷「さすが千景って感じかな‪w」

八「なんか俺も腹減ってきたなぁ…」

兵「もう少しでできるから、みんなも手伝ってくれるか？」

『おう』

八「俺も腹減ってきたから手伝うぜ！」

勘「なら俺もたーべよ！！」

雷「僕はどうしよう…」

三「ここは私達も食べよう、雷蔵‪w」

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