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『 ... ごめん 、』
普段走らない廊下を全力疾走
懸命に彼を探した
なかなか見つからない
もうすぐで朝のHRが始まってしまう
?「 ......... じゃ ......... ダメ?」
空き教室の前 、
ふと耳に入った可愛らしい声
飛鳥ちゃんの声だってすぐにわかった
何か知っているかもしれない
...... ガラガラ
『飛鳥ちゃ ...... 、』
飛鳥ちゃんと海 、
話しているところなんて見たことない
なのに
なのに
抱きしめ合っている二人
逃げなきゃ 、
だけど足が動かない
ぱっと
飛鳥ちゃんと私の視線が
重なった
飛「 ... 来ないで」
『 ... っ ... えと ... ごめん 、』
また廊下を全力疾走
ダメだ 、涙が止まらない
後ろから私の名前を呼ぶ彼の声なんて
聞こえるわけなかった
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作者名:テイ | 作成日時:2017年4月10日 23時