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『 ... なんもないよ』
嘘をついた
久しぶりについた嘘
でも 、ついていい嘘
だと思う
突然 、彼が立ち上がって
悲しい顔をして言った
海「 ... もっと頼っていいのに」
何でそんなこと言うの
何でそんなに優しいの
何でそんなに悲しい顔をするの
好きになっちゃうじゃん
『 ... ッ ... か ... い ...... 』
涙が溢れる
夜の静かな公園に
私の泣き叫ぶ声だけが響く
海「無理すんな」
優しい彼は
私が泣き止むまでずっと
背中をさすりながら
抱き締めてくれた
俺が守ってやるから
そう聞こえたのは
嘘であってほしい
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作者名:テイ | 作成日時:2017年4月10日 23時