検索窓
今日:3 hit、昨日:13 hit、合計:8,296 hit

ページ4






一織との決闘の末勝った私は素早く三月の隣に座った



悔しそうに一織はあげた可愛いストラップを優しく握りしめている



三「それじゃ、食べるか!!いただきます!」



『いただきまーす!!』



一「いただきます…」



早速、三月の作った手料理をパクリと一口。



『うんまーーー!!』


ダメだ…、ほっぺ落ちそう…。


三「そうか!うまいなら俺も嬉しい!!」



とびっきりの笑顔を向けられてつい照れてしまう…



『うん…めっちゃ美味しいよ…』



一「……はぁ、」



楽しくお喋りしながらみんなで食べる夕食は最高に美味しかった




『あー!おいしかったー!』



どかっとソファに座ってテレビをつける



一「人の家を自分の家のように…」



一「あ…、四葉さんから連絡が…すいません。兄さん、ちょっと行ってきます」


一織はピロリンと鳴った自分のスマホを見て外出してしまった



三「わかった!気をつけてな!」



『いってら〜〜』



テレビを見ていると右頬にひんやりとしたものを感じた



『ひゃっ…、三月…』



三「ん、お酒…。飲む?」



『ありがと…』



二人でソファに座りながら三月が持ってきてくれたお酒を飲む



ほんのり甘いオレンジの味がする



程よくお酒が回ってきた頃、コテンっと左肩に重みを感じた



三月がこちらにもたれかかっていた



『みっきー?どしたのー?甘々モードかなー?』



三「そんなんじゃねーし…てか、みっきーって呼ぶな」



普段はあまり甘えたモードにならない三月。


これはかなりレアだ。


甘えてくるのは大体、何か嫌な事があった時か、失敗した時。


『何か、やなことあった?』


三月の頭をよしよし撫でながら聞く。



三「……A最近、一織と仲良いよな…。」



三「…それ見て、モヤモヤした…」



『そっか、仲良いの見てモヤモヤしたんだね…、ん?』



おや?これはもしや…" 嫉妬 "と言うやつでは?


パッと三月を見れば顔が赤い。


お酒のせいかもしれないけど、嫉妬か聞こう。


『あの…間違えてたらごめんだけど、もしかして…三月、嫉妬した?』



返事は無言だけど、かわりに肩を頭でグリグリされる。


『え、待って、嫉妬って事でいいの?』



三月の顔を見て聞けば、



三「そーゆーことだよ。バカッ…!」




チュッと唇にキスされた。

好→←好



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
設定タグ:アイナナ , 和泉三月
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

奏雨(プロフ) - 名前間違えてるんだから変えなよ (6月6日 16時) (レス) @page7 id: b063f4b868 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぇん。(プロフ) - KUROさん» ご指摘ありがとうございます! (2020年5月31日 11時) (レス) id: 1534d85a6e (このIDを非表示/違反報告)
KURO(プロフ) - 伊織じゃなくて一織ですよ (2020年5月31日 10時) (レス) id: e464551ebb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴぇん。 | 作成日時:2020年3月27日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。