敬語系実況者【最終兵器俺達】

16.ほっと、一息。 ページ43

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今日は最俺メンバー全員で北海道に帰ってきました。北海道は、毎年の如くとても寒いです。他のみんなは既に帰ったのですが、私だけ現在駅で弟の迎えを待ってます。





ぼーっとしていたら、弟の車が見えたのでそっちに歩いていく。私の姿が見えたのか、弟は車から降りてきて早歩き。





「おかえり」


「響、ただいま、元気にしてた？」


「うん、元気元気」




顔はほぼ無表情に近い。この通り、常にポーカーフェイスの弟、響ですが私の昔にそっくりなので、姉弟ってここまで似るんだ、と考えてました。




「荷物積むから、姉さんは乗っていいよ」


「大丈夫？」


「大丈夫だから、ほら寒いから乗って」





響、君は絶対女の子にモテる。姉の私が言うんだから、間違いないよ。





荷物を積んでくれて、響が運転席に乗り込む。家まで車で約20分。雪が積もってるので、普段より少し時間がかかります。




「最近どう？ 大学とか、頑張ってる？」


「うん、バイトもやり始めて1年だし」


「そっか」


「毎日姉さんの動画見て、元気もらってる」





そんな会話をしていたら家に着いた。荷物を家の中に運んで一息つく。両親の仏壇に手を合わせて、お土産をあげた。





お父さん、お母さん、今年も帰ってこれました。





いつも見守ってくれている両親に感謝をして、もう1つのお土産を響に渡す。甘党の響のために、詰め合わせを買ってきた。





「えっ、凄い、ありがとう」




表情には出ていないけど、喜んでくれているらしい。





「そういえば、姉さん100万人突破したね、おめでとう」


「お、おぉ、ありがとう(笑)」





そうなんです、実はチャンネル登録者数が100万人を超えました。最俺メンバーだけではなく、周りのたくさんの人に喜んでもらえたので嬉しかったです。





「数ヶ月前にキヨさんが100万人突破して、次に姉さんが突破って、最俺って凄い」



「みんなが居なきゃ、ここまで来れなかったよ」





まだまだ駆け出しの頃を思い出すと、夢の様にも感じた。けど、観てくれてる人が居て、祝ってくれる人達が居て、夢じゃなく現実だと実感する。




こっちに来る前にあっちで撮ってきた100万人突破動画を今日あげるつもりだ。




「姉さん少し休んだら？」


「うん、ちょっと休んでくる」




少し疲れてしまったので、自分の部屋で休む事に。

◇→←【祝】チャンネル登録者数100万人突破しました！

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