Jr.EXILE に愛されすぎて困ってます。

18. 藤原 樹 from THE RAMPAGE ページ49

You side

樹「マースただいま〜！」


普段の様子からは想像もできないほど、猫なで声で帰ってきたのは私の彼氏。


まって、おかしくない？彼女よりもマース優先なの？


リビングに入るドアが開いた瞬間、ソファに座る私の膝で気持ちよさそうにしていたマースが樹の方に行ってしまった。


『あ、マース…』


マースに振られた。


樹「よしよし良い子にしてたか〜？」


にゃあ〜というマースのかわいい鳴き声と幸せそうな樹の声が後ろから聞こえる。


A、拗ねました。


座っていたソファに寝転がり、うつ伏せになる。


ふーんだ、別にいいもんね〜


りきやぱぱに言いつけようっと！


拗ねた私はそのままYouTubeを見始めた。


最近ジャニーズJrにハマってるんだよね〜


若々しくてかわいい！


樹「…A？何見てるの？」


音に気づいたのか、マースを抱っこして樹がこっちに来た。


私にただいますら言ってくれないくせに


ちょっと無視しちゃうもんね


私の顔を覗き込もうとする樹から顔を背ける。


樹「無視するの？」


少し低い声にびくっとする。


いや、私は怒ってるのだ。屈しないぞ…


樹「なんで拗ねてるのかな〜ねえマース？」


またマースに話しかけてるし


私が拗ねてるのバレてるし


『…私よりマースの方が好きなの？』


顔を背けながら口に出してしまった。


樹「え？…Aは愛してる。」


『え！？』


めったにそんなこと言ってくれないのに


びっくりして振り向いてしまった。


樹「こっち見んなよ…」


顔を少し赤くしてマースに隠れる樹。


かわいいんですけど…


『ごめんね、私にただいま言ってくれないから拗ねたの』


マースを撫でると気持ちよさそうにしていた。


樹「あー…ただいま言わなくてごめん…にゃん。」


またマースに隠れて言った樹。


『いま、にゃんって言った！？かわいい！！！』


樹「言ってない」


ちょっとツンデレな彼が大好きなのです。






※2月22日は猫の日ですね〜ฅ^. ̫ .^ฅ

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