Jr.EXILE に愛されすぎて困ってます。

2.佐野玲於fromGENERATIONS ページ2

玲於side

『え、あれ佐野玲於じゃない！？』
『うっそ！きゃー！かっこいい！』
『ちょ、どうしよう！写真撮りたい！』
『話しかけてみる？？』

中目黒のコンビニで買い物していた俺。
完全オフモードだし…。
明らかに出待ちっぽいファンに内心呆れながらも、応援してくれてるからさすがに無視はできないよな…。

『え、本当に佐野玲於？』
『なんか違う気しない？そっくりさん？』
『もっとかっこいいって〜！』

いや、おい笑
本物だし、何気ディスってるだろ笑
佐野さんだぞ！？

『あの〜すいません、佐野玲於さんですか？』

結局話しかけるのかよ笑
ちょっとイラッとした。
ここは知らないふりしておこう。

玲「違うんで、あっち行ってください。」

『ほら、違うじゃ〜ん』
『なんだー…あ、すいませんでした〜』

よし。平和の再来！笑



コンビニを出て目黒川沿いを少し散歩する。
早く桜咲かないかな〜。
なんて、考え事をしながらぼーっと歩いていた。

ドンッ

玲A「「わ！！/きゃ！！」」

「す、すいません！大丈夫ですか？」

向かい側から歩いてきた人とぶつかってしまった。

玲「こっちこそすいません！怪我ないすか？」

起き上がって服をはらいながら、ぶつかってしまった相手の顔を見た。



《ドキッ》



胸が高鳴る感じがした。
か、かわいい…。
俺が好きな本田翼ちゃんとは違う雰囲気だけど、こんなにかわいい人に会ったことはないってほど。
こういうのって、一目惚れ…？

ぼーっと見とれてしまった俺を心配したのか、不安そうに俺の顔をのぞき込む彼女。

「あの…？大丈夫ですか？」

玲「はっ！すいません、見とれてました！」

動揺するあまり本当のことを言ってしまう。
バカか俺は。初対面だぞ。

「え？」
玲「え、あ、いや、違くて、その…」

もう二度と会えないかもしれない。
そんな考えが頭をよぎって、気づいたらこんなことが口に出ていた。





玲「一目惚れって信じますか？」

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