92 - Hokuto - ページ43
Hokuto side
｢はあ…｣
涼｢どうした？北ちゃん｣
｢えぇ？！｣
涼｢どうした？｣
｢どうしたじゃないですよ、北ちゃんって…｣
涼｢いやあまりにも落ち込んでるから笑わせようと思って、笑わなかったね｣
｢笑いませんよ、驚きました｣
涼｢ははは笑
それより、どうかした？｣
｢いや、別に…｣
涼｢別にって顔じゃないだろそれ
言ってみなさい、先輩に｣
｢先輩って、2個しか変わりませんよ｣
涼｢うわ、なんか今日冷たいな
そういえばあれからAちゃんと話した？｣
｢…別れました｣
涼｢そっか…って 、え？｣
｢すいません、涼太さん色々してくださったのに｣
涼｢え、いや、待っていつ？！｣
｢結構前です｣
涼｢最近毎日出勤してるみたいだから何かあったと思ったら、｣
｢気を紛らわすためです｣
涼｢なんでまたお互い好きなんじゃないの？
北人はそれでいいの？｣
｢好きでもどうにもならないこともあるんです｣
涼｢何でそんな絶望的になってんだよ｣
｢俺、間違ってたんですかね、Aの守り方｣
涼｢……、
正解なんてないと思うよ、｣
｢…｣
涼｢北人はAちゃんの気持ち考えた？
自分が全部正しいわけじゃないんだよ、
相手の気持ちを考えてるのかもしれないけど自分を守ってるだけかもしれない
そりゃ人の気持ちなんて簡単に分からないけど相手の気持ちを真摯に受け止めることも大事なんじゃない？｣
｢そうですよね、
俺たぶん自分が傷つきたくなかっただけですね
なんて馬鹿なことをしたんだろう｣
｢俺決めました｣
涼｢ん？｣
｢俺、男として警察官として一人前になったらAを迎え行きます。その時にAがもう俺を好きじゃなくてももう1回俺を好きにさせてみせます｣
涼｢お、それでこそ吉野北人だな
頑張れよ、北ちゃん｣
｢それやめてくださいよ｣
涼｢何で、いいじゃん笑｣
｢なんか女の子みたいじゃないですか｣
涼｢北人は女の子並に可愛い顔だからいいじゃん｣
｢嬉しくないですね｣
涼｢いやいやそう怒んなって笑｣
｢じゃあこれから俺は涼太さんのこと涼ちゃんって呼びますね｣
涼｢それはやめろ、｣
｢え〜いいじゃないですか〜｣
こんなこと言ったら気持ち悪いかもしれないけど、俺が女だったら絶対涼太さんのこと好きになってる
いつも冷静な判断だし、可愛い顔して男らしい
偉大な先輩だ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
flowers(プロフ) - ほくぶーさん» リクエストありがとうございます！なるほどですね、前向きに考えたいと思います！ (2019年10月1日 21時) (
レス) id: a66ef0650c (このIDを非表示/違反報告)
ほくぶー(プロフ) - 神谷健太くんが元カレの話見てみたいです。笑 (2019年9月30日 8時) (レス) id: c26ab928bd (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - flowersさん» 思いつきで書かれてるんすごいですね！？楽しみにしてます(^-^) (2019年9月9日 18時) (レス) id: cb161fd6de (このIDを非表示/違反報告)
flowers(プロフ) - さくらさん» えぇ〜ありがとうございます！きゅんきゅんさせたかったのでしていただけたならとても嬉しいです！話の内容は全て思いつきで書いているので、更新のペースはバラバラですが頑張ります。 (2019年9月8日 23時) (レス) id: a66ef0650c (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - きゅんきゅんします！めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2019年9月8日 19時) (レス) id: cb161fd6de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：milk tea | 作成日時：2019年9月4日 14時
