俺の彼女とかどうすか。

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Aside

｢ごめん！眠くなっちゃって...｣


起きたらキヨの部屋にいて驚いた。
同じベッドで抱き合ってるし、しかもキヨは辛そうな顔をしていた。

寝てる時に抱き着いてしまう癖がまだ治ってないようだ。苦しかったのだろう。申し訳ない。

｢ごめん、ちょっと1人にして｣

とても苦しそう。
抱きしめすぎて骨折れたとか？

｢ごめんね、キヨ。
どっか痛いの？｣

｢大丈夫｣

とても辛そうに呟いた。
だって布団から出てこれないくらいきついんでしょ？やばいじゃん。

頭が上手く回らなくてただ慌てるだけ。

｢そうだ！なんか買って＿

｢いや、ほんとに....出てってくんない？｣

キヨは顔を逸らしている。
どんな顔してるのか分からない。
ただ、苛立ったような、冷たいような、そんな声。

やっぱ私、自覚ないだけで、
あのクソ男(元彼)に言われた通り
しつこい女だったのかもしれない。

｢...ごめん｣

｢...｣

｢失礼しました｣

まるで先生に怒られたあと、職員室から出ていく生徒並みの｢失礼しました｣だった。

あんなに突き放されるくらいだ、相当なにかに困っていたのか焦っていたのか。

怒らせてしまった。

はぁ、
追い出されるのも時間の問題、かな。

キヨの部屋を出て自室に戻る。

あー、晩ご飯準備しなきゃ。

キヨの機嫌をこれ以上損ねないように、
過去最速で料理を作り、
ラップをして机に置いた。

｢こういう時は視界に入らないようにするのが正解だよね。｣

昨日の残りのチキンライスをラップで包んで再度自室に戻った。

｢後でコンビニ行ってお酒買お｣

少しだけ気持ちを切り替え、
明日の出勤に向けて、書類の整理をしだした。

キヨからの好感度最悪だろうなあ。

それより、追い出すのもうちょっと後にしてくれないかな。お部屋決めてから。



＊＊＊＊

深夜テンションになると甘々を考えてしまってですね。...反省します。


そんなことより皆さん。
ランキングめっちゃ上がってました！
これがバグじゃないなら鼻血出して喜びます。

みなさんのおかげです。
ありがとうございます。

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