俺の彼女とかどうすか。

13頁（作者深夜テンション） ページ14

キヨside


実はAが部屋に入った時から起きていた。

後で写メ消してもらおう。

今、Aは、俺に抱きついて寝てる。

いつも抱き枕に抱きついて寝ているからか、抱き着き癖がついていた。

まぁ、そうなることを想定してたんだけど。


密着したAの体に反応して、少しずつ体温が上がる。

俺の胸に顔が当たっている状態で、俺としても抱き着きやすい。

｢...さすがにやばいな、これは｣

元気になってきた。
まぁ、何がとは言いませんけど〜？

Aに当たらないよう腰を後ろに引く。
しかし、足を絡められ寄せられる。

....これは厄介だな。

逆に堂々と当てていた方が、案外バレないのでは？
という案が俺の中に根付いた。

Aの体を少し上にあげ、俺の首元まで頭が来るようにする。

そしてAの腰を寄せて足でキープ。

うん、なかなかやばい体勢だな。

このまま寝てしまおうと思ったが、
元気なままでは眠気も来ない。

一瞬Aの手をそこに導こうとしてしまった。

まだ手は出さない。
Aが俺から離れられなくなってから。

いや、我慢できるかな。

Aが寝息を立てながら小さく身じろぐ。
その度に擦れて、一向に収まらない。

｢.....まだ、まだだから。

っ.....A、動くなっ.....｣

聞こえるはずもないが、小さい声で独り言のように呟く。
なんでかって？気が紛れるから。

これからAが起きるまで、俺は葛藤しなければならないのだった。


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ご覧の方々ごめんなさい。

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