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さくら*高杉晋助 ページ10

私、高杉Aは旦那である高杉晋助と地球に遊びに来ています。


私の左手と彼の右手が絡まっていることに仄かな幸せを感じながら少しひんやりと冷たい風に吹かれて上を見上げる。


人は少ない。
私たちの目の前に広がるのは桜並木。ずっと桜を見に行こうと約束をしていたのだ。



「桜、綺麗ですね。」


ふと、視線を桜から隣の晋助さんに移す。
包帯が巻かれてない方の横顔はとても綺麗。包帯がまいてあると表情がさらにわからなくなるから苦手であるのは秘密。


「ああ。」


口数が少ない彼は、何となく一緒にいて落ち着く。
私は視線をそっと桜に移して見つめる。

梅の花も綺麗だが桜は儚くて美しい。
満開も良いがやはり1番は散る頃だろう。

桜散り舞い上がり、普通の道が桜の花弁により花道になるのだ。なんと美しきことか。




「A。」

「はい。なんでしょう?」



私は桜のように綺麗だろうか。
私は桜のように儚いだろうか。



「桜はいつ見ても見飽きないな。」

「そうですね。蕾であれ、満開であれ、散る時であれ、それぞれの良さがありますもの。」



青空と桜色が視界を独占していたがいつの間にか、私の視界は高杉晋助というものに独占されていた。


唇に触れるその感触は、とても愛おしい。
触れるだけのキス。
けど、それだけで私の心は満たされる。

さくら**高杉晋助→←告白(?)**沖田総悟



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設定タグ:銀魂 , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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あばば - 憧れのサディストさん» わかりました!ゆっくりでいいので頑張ってください! (2019年4月15日 1時) (携帯から) (レス) id: 45edbcdfad (このIDを非表示/違反報告)
憧れのサディスト(プロフ) - あばばさん» 沖神は書いたことがないのでもしかしたらご期待通りのものにならないかもしれませんが1度下書きしてみますね!少しの間、お待ちください (2019年4月13日 23時) (レス) id: a72c52539b (このIDを非表示/違反報告)
あばば - 憧れのサディストさん» 返信ありがとうございます!はい!沖田と神楽の話(カップリング)です!(沖田と神楽のいちゃいちゃみたいなw)リクエストの内容は神楽が沖田の目の前で敵に怪我をさせられてしまいそれに対し沖田がキレて…みたいな話を書いて欲しいです!いけますかね? (2019年4月11日 0時) (携帯から) (レス) id: 45edbcdfad (このIDを非表示/違反報告)
憧れのサディスト(プロフ) - あばばさん» コメントして頂き、ありがとうございます!文才など生憎持ち合わせていないとは思いますがそう言っていただけるだけでとても嬉しいです。リクエストはもちろん、OKです!ちなみにそれは沖田くんと神楽のでよろしいでしょうか? (2019年4月10日 21時) (レス) id: a72c52539b (このIDを非表示/違反報告)
あばば - とても文才があって羨ましいなと思います。その…リクエスト受け付けてますか?受け付けてるなら夢主さんが出てこない沖×神のCP系の話をかいて欲しいんですが…(詳しくは作者様の返信が来たら話します) (2019年4月8日 2時) (携帯から) (レス) id: 45edbcdfad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:憧れのサディスト | 作成日時:2019年4月6日 20時

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