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２人の間に火花が散る。
JD「ちょっと、ほんとにやめなよセフン。Aの弟くんなんだから」
ジョンデがセフンの視界に入って止める。
「[英語]勝手に来て勝手な事言わないで。韓国語も話せないくせにみんなにストレスかけて。ほんとに帰ってよ恵介。私はここを離れないから」
KE「[英語]なんでそんな事言うの？高校卒業したら帰ってくるって言うから我慢してたのにイ」
「[英語]やめて！皆の前でする話じゃないわ！彼らは芸能人なのよ。夜には長丁場の番組の撮影を控えてるの。家でゆっくりして仕事に備えてるのに・・あんたにそれを邪魔する権利なんかないでしょ。早く帰って」
Aはセフンの服を掴んで離れないという意思を態度でも示した。
恵介は苦虫を噛み潰したような顔をする。
KE「[英語]僕よりこいつらが大事なの？韓国でも大怪我したって聞いた。そんな思いしてまでここにいたいの？・・一緒に帰ろう A」
哀しそうに瞳が揺れる。
よく見れば Aと弟は目が似ているなとメンバー達は感じていた。
「[英語]私の居場所はここなの。セフンと彼らがいる場所が私の。だから帰って。あんたのいる場所じゃない」
KE「[英語]・・僕を可愛がってくれてたのに・・突然いなくなって、全然帰ってこなくて・・・一緒に帰ろうよ A。寂しくて僕はもう耐えられない」
恵介がセフンの腕の中の Aに手を伸ばした。
無理強いではなく Aの意思を確認するように。
一緒にいて、と懇願するような瞳。
セフンも皆もただ黙って恵介を見つめていた。
恵介を見つめていた Aがゆっくり目を伏せた。
「[日本語]・・迷惑なの。帰りなさい恵介」
Aが示したのは拒絶だった。
母国語で、最後の審判を下すように静かに告げた言葉。
みんなは意味こそ解らなかったが、実の弟を崖から突き落とした事は理解出来た。
KE「っ・・・」
恵介の青い瞳から涙が零れ落ちた。
セフンは恵介から視線を外して Aを抱き締めた。
腕の中で Aが震えている。
弟を拒絶した Aが恵介と同じように苦しんでいるのが痛いほど伝わって来た。
SU「[英語]代表に連絡するから、ソファに座って待っていてくれないか」
ジュンミョンが恵介に声をかけて近づいた。
恵介は何も答えずにただ泣いていた。
その泣き方も姉弟はよく似ていた。
ジュンミョンが誘導してリビングのソファに座らせる。
恵介を見下ろしたまま携帯で電話をかけ始めた。
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〜NAE〜(プロフ) - にゃんさん» あっありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 頑張ります！！！(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ (2017年8月27日 6時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - NAEさんのお話、すごく好きです！これからも更新楽しみにしています。応援してます！ (2017年8月26日 20時) (レス) id: 87856bb923 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年8月26日 0時
