2 ページ3
「おやすみなさ〜い」
セフンもしぶしぶジュンミョンと部屋に戻り、各自自分のベッドでゆっくりと眠りについた。
１月１日。
お手伝いさんはいつも通り宿舎に訪れていた。
Aも変わりなく手伝っている。
昼近くになるとちらほらメンバーが起き出してきた。
コーヒーをのんびり楽しんでいるミンソク。
新聞に目を通しているジュンミョン。
リビングのソファに転がっているベッキョン。
テレビをぼーっと見ているジョンデ。
お手伝いさんは１階の風呂掃除をしている。
Aは洗濯物を干すためにリビングの吐き出し窓からウッドデッキへ出ていた。
そこは車道からは目隠しがあって見えなくなっている為気兼ねなく出られる場所だった。
−ピンポーン−
突然インターホンが鳴った。
BH「誰か来たー」
ソファに倒れたままベッキョンが言う。
XM「誰か来る予定だったかー？荷物かー？」
ミンソクが答える。
−ピンポーン−
BH「誰か来たよ〜」
SU「ベッキョン出て」
BH「え〜〜〜〜〜〜〜」
とても不服そうな声を上げながらベッキョンはのろのろと起き上がるとモニターを見る。
BH「誰ですか〜」
応答がない。姿も見えない。カメラの死角にいるのか誰かの悪戯なのか。
しかし外には警備員も待機しているからサセンがインターホンに触ることは出来ない。
JD「どうしたのベッキョン」
ジョンデが顔を向けた。
BH「誰もいないっぽい。なんだろ？」
ベッキョンは念のため玄関に向かう。
鍵を開けてこそっとドアを開けた。
BH「誰かいるんですか〜？」
BH「うわぁあああああああああああああ！！！！！A！！！！！！」
玄関からベッキョンの悲鳴が聞こえた。
Aを呼んでいる。
丁度リビング内に戻って来ていた Aにもしっかりと声が届いて、洗濯かごを放り出して玄関へ走った。
「ベッキョン！どうしたの！？」
Aより先にジョンデが駆けつけていて、Aの後ろにはジュンミョンもミンソクも来ていた。
BH「たすったったったすけてっっ英語喋ってるぅううううう！」
恐怖に引きつった声を上げたベッキョンは背の高い金髪の男に抱き締められていた。
相手はなにやら英語で喋っている。
ベッキョンが必死に腕を皆の方へ伸ばした。
「[英語]やめて下さい！誰ですか。警察を呼びますよ！！」
Aが英語で怒鳴ってベッキョンの腕を掴む。
ミンソクが Aとベッキョンの間に入って同じようにベッキョンの腕を掴んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 489人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
〜NAE〜(プロフ) - にゃんさん» あっありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 頑張ります！！！(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ (2017年8月27日 6時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - NAEさんのお話、すごく好きです！これからも更新楽しみにしています。応援してます！ (2017年8月26日 20時) (レス) id: 87856bb923 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年8月26日 0時
