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121***BTS ページ24

JM「俺、Aについてちゃだめですか」






ずっと黙っていたジミンがNAKEDのマネージャーを見つめて言った。






TH「それより目が覚めたらまたしばらくうちで預からせて下さい」






Vもジミンの隣に立って言った。






BTSMG「お前ら?」






NAKEDMG「いや、さすがにそこまでお願いするわけには・・」







JM「Aはジヒョンさんと同室なんですよね・・・その部屋に帰るのは無理じゃないですか?」





NAKEDMG「・・・」






TH「部屋を片付けるにしても時間がかかるしすぐには無理ですよね・・・NAKEDさん達も時間が必要です。落ち着くまでうちで」









 「必要ない」









突然ドアの方から声がして全員が振り返った。







JM「A・・・」






 「迷惑かけてごめんなさい。もう帰れるから、連れてって」







開いたドアの戸当たりにもたれて青い顔をしたままAは言う。






NAKEDMG「連れてくって、どこに・・」






 「着替えるから宿舎に。その後葬儀場に行く」






DH「・・A」






 「ソンベ達ありがとう。もう帰って休んで」






TH「A・・」






 「私は大丈夫。ありがとう、ソンベ」






そう言ったAに、誰も言葉を返せなかった。



















NAKEDMG「本当にありがとうございました。この御礼は後日改めて」





BTSMG「いえいえ。では失礼します」









BTSを乗せた車を見送ってからダヒとAを乗せた車を走らせるマネージャー。









宿舎に着くと、ダヒはAの傍を離れようとせず一緒に車を降りて中に入ったが






 「着替えてくるから待ってて」






Aはそう言って一人で部屋に入ってしまった。









Aはまっすぐ自分のクローゼットに行って喪に服すのに適当な服に着替える。






着替え終わるとすぐにドアに向かったが足が痛んで止まった時にジヒョンの机が目に入ってしまった。





 「・・・」






メンバー全員で撮った笑顔の写真と家族写真が飾ってある。






どちらにも映っているジヒョンは穏やかな笑顔だった。






 「・・・オンニ、そんな顔して笑ってた?」






呟いて、Aは部屋を後にした。









戻って来たAを見てほっとするダヒ。






二人で玄関を出てくる姿を見てほっとするマネージャー。









ジヒョンの葬儀はNAKED全員と家族と、多くの仲間に見送られてしめやかに執り行われた。

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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年4月8日 17時

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